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アイアンハート  作者: 安心
必然たる偶発
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初依頼8

ハートはレオン達と共にゆっくりと城塞都市へと帰った。道中、シャルルがレオン達に訪れた理由を聞いていた。どうやら戦争の援軍を頼みに来たとのことだ。帝国には【魔導殺し】という強い人がいるとのことだ。シャルルもその戦争に敵討ちとして参加をすると言っていた。頑張れ猫娘。


俺には関係ないと思っていたが耳寄りの情報が入ってきた。どうやら【魔導殺し】というのは魔法を無効化する大剣を扱うみたいだ。もしかしてその大剣ってアダマンタイトでできてるんじゃないのか?どうにかしてその大剣がほしいな。俺も戦争に参加したいと思った。冒険者は傭兵扱いで参加できる。ただしランクがDランク以上でないと参加権限がない。俺はFランク当然ダメだ。よし、当日は兵士になり付いていこう。これしかない。そんなことを考えていると街についた。

よし、冒険者ギルドに初依頼達成報告だ。それから武器屋のおっさんにも酒買ってもっていかなきゃだしな。


『レオン様、騎士団様、本当にありがとうございました。私は冒険者ギルドに行くのでこれで失礼します』


ハートは礼だけ告げてさっさと行ってしまった。

レオンやシャルルは改めてハートを不気味に思った。

レオンはハートに監視をつけることも考えたが、

それよりもやることが山積みのため監視をつけないことにした。



ハートはギルドに戻り達成報告をした。

それはもうドヤ顔だ。

報酬を貰う時に担当してくれた美人な受付嬢に謝られた。

理由としてはもうすぐ戦争が始まるために安全を考えて、本来ならDランク以上でないと依頼は受けられないそうだ。だがDランク以上はほぼ戦争に参加する。従って今この辺で無駄に動き回っているのは愚か者(ハート)以外はいない。そのためにハート以外の冒険者は道中は見当たらなかった。受付嬢は魔法マニアであり説明に夢中になりすぎてすっかり説明を忘れていたとのことだ。少しイラっときて、受付嬢に俺のアイアンハートをぶち込んでやろうかと思ったが殺人になるので止めておいた。


冒険者ギルドを後にする。

日も落ちてきた。

酒を買うのも武器屋に行くのも明日にしよう。


『どこかで宿をさがすか』


初任務報酬もある。

それに神の慈悲により承ったお金もあることだ。

眠る必要はないが宿を探すか。

またあの倉庫では勘弁願いたい。

無駄にバタバタするのは嫌だ。

良さげの宿を探そう。

他よりも少しだけ立派な宿に泊まることにした。

中に入ったが宿屋はやはりきれいだ。

戦争が始まるまでここに泊まり続けよう。


「お客様、お二階の左のつきあたりの部屋でございます」


鍵を渡され部屋に入る。

鍵ももちろん魔法がかかっている。

具体的なことはわからないが、

とにかく部屋の中は安全らしい。


ベットに大の字になり目を瞑る。

横になっていると

また耳障りの声が聞こえてきた。そう、アイツだ。


「アイアンハートさん、アイアンハートさん」


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