表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/9

四季は彼女をおいてゆく

 雪が降り、氷解し、緑が芽吹き、鳥が囀り、青々とした草木が茂り、花々が満面の笑みを見せ、乾いた風が木の葉を誘い、黄昏色にキャンバスを埋め尽くす、賑やかさをなくし、真綿が世界を覆う……


 こうして世界は何時も私をおいてゆく

命芽吹く 春も

輝く 夏も

鮮やかな 秋も

白い 冬も

過ぎゆく日々の中で 四季さえも私をおいて先へ行く


 変わり続ける世界で私だけが一人取り残される

変われない私 変わりたい私 変わりたくない私 変わろうとする私 変わるはずだった私


 何度繰り返したことだろう……

今日も季節は私をおいてゆく

鮮明に

鮮烈に

鮮麗に

艶やかに

変われない私に変わることの美しさをひけらかしながら



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ