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虚構の中のもう一人の自分
この感情はなんだろう
自分の感情のはずの自分の気持ちが わからない
そこだけが虚構のように 穴が空いている
最初は気にもしないような小さな穴だった、それが何時しか大きくなっていき 僕を蝕む
大きくなった虚構はいつも何かを求めていて
まるで、小さな幼子のようだ……
僕は幸せなはずなのに
僕を蝕む虚構は絶えず何かを求め
僕の小さな幸せを否定する
僕の虚構
僕の虚しき想いは一体何を求めて 絶えず叫び続けているのか……
僕の中の 僕すら気付くことの出来なかった僕
僕は 何を求めているのですか……
僕は 足りないものを見つけられますか?
僕は 何時か満たされますか?
僕の虚構は答えない
その答えは いつか きっと 探し出そう
それまでは 僕の虚構 もう一人の僕 それまでの辛抱だ……待っていて




