002 幼稚園児かな?
僕は、『転生』してから4年がたった。
僕は幼稚園まがいなとこに入園した。
そこで、たくさんの人と仲良くなった。
最初は怖かったが、意外と『異世界』って楽しいもんだな。
「これって…」
僕は図書館の廃棄処分予定の本の中にある本を見つけた。
これって…
「『月魄出海』の『悪魔の晩餐』…」
そこに、月魄出海の三作目である『悪魔の晩餐』があったのだ。
何でこの本が…
それに全作あるじゃないか!
これがあれば10年…いや、100年は生きてけるぞ!
そう思っている自分は病気かもしれないな。
これは『依存』ってやつか。
…そんなことにならなければいいな…
「レミリスちゃん何読んでるの?」
僕は友達の一人に話しかけられた。
「これのこと?」
僕は読んでいた『悪魔の晩餐』を前に出した。
「えっと…暗号?」
おっと、いけない。
『異世界』には日本語がないんだったな。
「そういや日本語わかんないんだったな…」
「に…ほんご?」
「悪い。こっちの話だ。この本は『悪魔の晩餐』って言うんだ。」
「『悪魔の晩餐』…何だか難しそう…」
「まぁ、あらすじは一人の高校生…いや、男が楽しく生きていた反面、代償を受け続けていて、最期は死ぬってのがあらすじさ。」
「ちゃっかりネタバレされた…そうじゃなくて、何だか悲しくなるよ死んじゃうなんて…」
「でも男は自分の『幸福』を望みすぎて他の人の『幸福』を奪っていってその『代償』が男の『死』」なんだよ…」
「…ごめん、私にはよくわかんない…けど、どっちが悪いとも言えない…」
「そろそろ時間だよ。戻ろう。」
「うん…そうだね…」
僕はそう言い、幼稚園まがいのところへ入っていった。
「ふぅ。」
僕は帰り道でそう呟いた。
え?
帰りの馬車とか来ないのって?
それは僕から遠慮させてもらっている。
そんなことより、僕は今やりたいことがある。
みんなには伝えてなかったが、僕は『亜島財閥』の社長の子供なのだ。
これだけじゃ伝わりにくい。
両親の年収は億を超えている。
それだけ言えばわかるだろう。
そこで僕は技術を覚えた。
それで本題、その技術を使って作りたいものがある。
それは、『スマホ』だ。
アレがあれば大抵のことができると思う。
『異世界』特有の機能も備え付けるのも便利だと思った。
ただ、材料が足りない。
設計図はできている。
あれは大変だった。
設計図を書いてる時にバナナの皮で転んで一からやり直しになったり、バナナの皮で転んだことで文房具を紛失して1週間設計図を書けなくなったりで大変だった。
材料はどう集めようか。
そう考えていた時…
「お、もう着いたか。」
僕は城に帰って来た。
そこに複数台の馬車が通っていた。
「何だ何だ?」
そう思った時…
「お前、俺と目があったな!」
男に声をかけられた。
「いや、目あってませんが…」
「目があったからには勝負だ!」
某モンスターか!
そんなこんなで僕はこの男と勝負をすることになった。




