はじまりは
幼稚園の運動会
かけっこはいつも一番でそれが自慢だった。
運動会が近づいて来たある日運動会の話題になり、
友達が自分がいつも一番だ。と自慢げに言ってきた。
違うと言っても聞いてくれず、周りもわかっているけどまあいいか。と適当に流していた。
今思えばこの頃から既に見えてきている
”軽く見られがちな人” が結婚前の私。
こいつになら何を言ってもいい。
とか
こいつより上。
とか扱われている。
友達ができても3人になると必ず1対2で私が必ず1人。
2人で座っていても、もう1人が無理やり間に入ってくる。
気づけばいいのに学習しないから
勝手に傷ついて、優しくしてもらえるとこの人とは親友になれるのではと
また勝手に思って、違って傷ついて。
私は一人ぼっちなんだって悲劇のヒロインぶっていることもあった。
中学になるころには段々わかってきて
友達は作るけど親友と呼べるとこまで深く付き合わないようにしていた。
本当は欲しいくせに、強がって、自分は広く浅く付き合う。
とか、自分で言ってた。
もう、自分にはどう友達と付き合っていけばいいかわからなくて
でも1人は嫌で、とりあえずグループみたいなところに所属していたと思う。
でも、自分でも格付けとか偉そうにして人を見下していたから
自業自得なんだ。
結局、高校も部活は頑張ってたけど、自分に甘くて
なんで評価してもらえないのか?とか
傍から見たら全然頑張ってないくせに図々しいこと考えてた。
こんなだから会社でも扱いは軽く見られがちで同期でも下に見られてた感があった。
仕事はしっかりこなしてたはずなのに。