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〜番外編〜榊原と増井の友情

〜太郎がくる10年前〜


榊原さんがまだ18歳の時の話。


榊原は同期の色水と一緒に魔王を倒しに任務に向かっていた。


「色水〜!」


「なんだ!?魔王か?」


「そんな急に魔王来るわけないだろ。心配性だなぁ。」


「そうか。で、話はなんだ?」


「なんか俺この任務すごくやばい気がするんだよな。」


「えー!?勘!?」


「まぁそうなんだけどね。ただの魔王じゃない気がする。」


「そうか?俺はただの魔王な気がするけど。」


「そうかなぁ。」


バン!


「ん!?」


「なんだ?榊原準備するぞ!」


「あぁ!」


バンっっ!


「ん!?あいつは水魔王だ!」


「え!?俺たちで勝てねーじゃん。」


「勝つしかないだろ。」


「なんだ?期待の新人を狙ってんのか?色水俺たち人気者だね。」


「そういう訳じゃねーだろ。」


「そうか?」


咲水(さきみず)の儀」


「うわっ!なにあの技。」


「みたことない技だね。」


「しかも強いな。結構痛い。増井さんでも勝てないんじゃね?」


「流石に増井さんならいけるでしょ。」


「これ一回本部に連絡した方がいいよね?」


「あぁ絶対した方がいい。」


ピロピロ ピロピロ


「なんですか?榊原くん?」


「今任務に向かってるんですけど水魔王に遭遇しました。」


「え!?そうなんですか?すぐに増井さんを手配します!」


「え!?まさか水部隊隊長の増井さんを呼んでくれるなんてありがたいです。」


「いえいえでは」


「あ!ありがとうございました。」


〜10分後〜


増井さんがきた。


「増井さん!」


「どう?榊原?大丈夫?」


「まぁ少し怪我しましたけど色水と俺は無事です!」


「そうか!色水くんも大丈夫なら良かったよ。ちゃちゃっと片付けますー!」


「流羅総社 夜の水」


「うわー!流羅総社だ!流羅総社の元祖だ!すげー!この上にまだ虹総社もあるなんて増井さんかっけー!」


「そうだな榊原。俺たちも流羅総社使いたいな。」


「だね。」


〜10分後〜


「増井さんは水魔王を倒した。だが…水魔王が生き返ったのだ。水魔王は思いっきり増井さんの首を絞めた。」


「俺は増井をたすけることができなかった。水魔王は生き返ったばかりだったため俺たちで倒せたが…」


「増井さんは亡くなった。増井さんは流羅総社と虹総社の元祖で俺に教えてくれた人だった。太郎でいう俺みたいなもんだな。だから色水と俺は今もそのことを引きずっている。増井さんだったら虹大魔王を倒せたかもしれないのにな…増井さんは俺の5倍強い。」


「え!?榊原さんの5倍!?」


「あぁ特に色水はそのことを引きずってしまいずっと技を使えなくなった。本当は色水は俺より強かったんだがな。」


「そうなんですか!」


「なら余計に増井さんの分も虹大魔王に勝たないとですね。」


「だな!」







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