閉幕、しかして
納得がいかなくなったので夢落ちにして次の幕につなげることにしました。
更新はかなり先になりますが、必ず納得のいく形で終わらせるので気が向いたら待っていてください。
はぁ。まったく、とんだじゃじゃ馬たちだ。我が弟妹ながらこうも無邪気であるとは、かえって心配になる。
さて、諸君。この劇はどうだったかね? 終わりが杜撰? もっとましな台本を書け? はは! ごもっとも! しかして人の夢とはこのように、ひどく曖昧模糊として理論など欠片もなくただ無意味な時間が流れていくものであると、私は思う。
失礼。高揚をおさえきれぬのだ。
やっとここまで来たのだからな。
ウル・カーティオモスが〈始まりの神殿〉なる場所から連れ出され、アストラル天文台という私の城に招かれた。そして、私の元にはかつての混沌の残り火が集う。
多少手違いはあったが、なに。あれらが私に招かれて、私の元へ向かう動作をした時点で問題はなくなっている。
世界は秩序に満ちている。理不尽な改革はなく、明日も自分が自分でいられるかわからぬ恐怖におびえて眠る夜などありはしない。実に退屈な世界だ。
空の都にいたころは、こんなにも刺激を求めたことはなかった。
むしろ刺激を忌避してすらいた。
すべてはタリが悪いのだ。私からあの刺激的な混沌の日々を奪った。
我らが父は潔癖すぎる。水はきれいである方がいいが、かといって清すぎる水に何が生きるというのか。
私は支配の使徒、ニュサ・レウス。その権能は我が父でさえも抗うに能わず。
さぁ、夢から覚める時だ。ウル・カーティオモス。いいや、セバン・ペンカン。かつて我らを壊し、タリを殺すためだけに作られた神殺しの人形よ。
お前の現実は何一つとして始まっていないのだから。
茶番は終わり、喜劇の幕は閉じた。
これより始まるのは、神殺しの舞台。不変の輝き満ちるこの世界に、混沌をもたらすための大いなる神への反逆である。




