日本語の美しさ。。
こういう授業を受けたかった。。
例えば猫なら一匹、二匹じゃない? じゃあウサギは? はい!一羽、二羽です。 正解!
じゃあその理由は知ってる? ???
これは生臭坊主のせいなのよ。昔から日本は獣を食べる風習がなくてねえ、お坊さんなんて、もっとだった訳。でもまあ鳥は獣じゃないし、きじとか結構身近に狩れたから、鳥は食べてもOKだった訳。
そんでどうしても肉が食いたい。。ウサギの耳が羽っぽい、、じゃあウサギは鳥の仲間とみなして食べてもOKにしようぜ!って名残なのよ。
もうこじつけもいいとこよね。。いい迷惑だわ!
げらげら!!
こんな歴史的背景、日本人だってあんまり知らないから、外人さんなんて、もっと意味不明な訳よ。だから日本語勉強する上で、外人さんが一番手古摺るのがこの、何個、何羽、何匹、って使い分けな訳。
それだけ日本語は奥が深いの。だから美しく、だから難しい。
クラッシックやオーケストラが演奏難しい程、美しいのに似てるわね。
それが故に下手くそな演奏は聞くに堪えない不協和音でしょ?
だから下手な日本語は、本当に聞くに堪えないのよ。私的には!
例えばね、「恋愛」って、書くでしょ?じゃあ恋と愛の違い、分かる?
???
恋は自分の為にするの。恋に恋する乙女って言うでしょ?
愛は相手の為にするの。愛に愛する乙女なんて言わないでしょ、だから。
因みに英訳すると、どっちも「Love」よ。英語って、大雑把よねえ。。
じゃあ「願望」って書くでしょ?願いと望みの違いだったらどう?
???
願いは相手に乞うのよ。だから星に願いを、って言うでしょ?
望みは自分に乞うのよ。だから星に望みを、って言わないじゃない?
ほらね、こうやって、一文字一文字、見ていけば、ちゃんと意味はあるの。
似ている意味でも、同じ意味ならわざわざ違う文字、発明する必要ないじゃない。違う?
。。。
だからね、恋と愛、願いと望み、混ぜちゃうと、混乱するのよ。
これをことわざで、「味噌もくそも一緒にする」って言うの。うわあー、汚い!
げらげらげら!!
こほん。笑ってるけどさあ。。味噌とくそを一緒に食べてるようにしか、私には見えないって言ってるのよ?
。。。
ほら、今の日本語、どれだけ狂ってるか、分かるでしょ?
じゃあ宿題ね。
「欲」と「欲望」の違いを説明せよ! ヒントはさっき説明した「望み」の意味。
「欲を望む」って書くんだから。。 おっと、ここまで言ったら宿題にならないか。
もう、大サービスよ?!
じゃあ本日はここまで!
(、、、本当に回答編はあるのか? 結構投げっぱなしだからなあ、、絹川先生。。。)
あなたの受けたい授業はなんですか?