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女騎士①


「我が国を陥れようと企む魔王が復活したという…姫と共に退治して参れ」


どうやら私は姫に使える護衛で、称号は騎士らしい。


「女王陛下…つかぬことをお聞き致しますが何故そのように危険な場に王女殿下を?」


この国にいるのは女性だけなため外では男のやることを女がやるのは仕方がないという。

理由は祭っている女神が国に入った男を呪ってしまうかららしい。


「かつて余が即位する前にドラゴンの類いを狩った。そろそろ王位を譲ろうと決めたのだ」


「騎士!!魔王狩りですよ!!さあ参りましょう!」

「はい、姫様」

やたらとテンションの高い姫を尻目に、今いち気が乗らない。

王女を守りながら戦うのが騎士の役目ではあるけど、わざわざ危険な場所に乗り込んでいくなんて馬鹿だ。


どんなに嫌でも女王の命には逆らえない。ゲーム世界だろうと死んだら元に戻れなそうだ。

女王にも譲れない理由があるんだろうし。そう自分を納得させながら城を後にした。

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