第7話 人生フィーバータイム、5分で終了
さて、どうするか...。
このなんとも言えない虚無感...。
俺だけ全プレイヤーにブラックリスト登録されて見えなくなってんじゃないか?
と勘違いするほどの孤独...。
ここはあれか...。
一旦メインストーリーでも続けながらLVアップして、
そこそこ強くなってから掲示板に舞い戻るとするかな...。
うん...そうしよう。
とりあえず募集〆ておくか...
あれ?
ん?
ゴシゴシ(目をこする音)
まさか?
まさか!?
2通目きてる!
きてるよ神様!マジかやったぜ!
紳士文章万歳!掲示板LV100の全能感!
マジでやばい、落ち着け俺落ち着け...。
また失敗したら心折れるかもしれんしな...。
よし見てみるか...ポチッ
「ゲーム歴は〇年の初心者ではないけど大丈夫かな?種族は〇〇の女です。」
よっしゃ!
〇〇キャラは俺好みの可愛い系女子キャラ!
きたでコレ!
ワイのターン復活や!
ドス黒い何かも今やホワイトサイクロンや!(謎)
早速返信と...。
メールありがとうございます!
こちらは初心者なので、ゲーム歴〇年の方と一緒なら心強いです!
もしよかったら色々教えて貰えるとうれしいです!
っとポチッ
5分後...。
もう返信きとるがな!
なんやこれ...人生フィーバータイムやがな!
どれどれ...。
「あはは、全然OKですよ!
今までも初心者の方と一緒に遊んだ事もあって
何でも聞いてくれたらいいですよ!
ぜひ一緒に遊びましょう!
PS:キャラ○○女ですけど中身おっさんですが大丈夫ですか?
....。
おい、オイ、おいいいいいいいい
これわざとちゃうんか...?
わざと...だよ...な...?
...いやまて...。
あえて中身おっさんと言うところに誠実さある...。
否定は...ダメだ...。
落ち着け...。
問題はこれをどうやって『断る』かだ、
変に紳士ぶった文章で募集したのが裏目に出てるぜ...。
ここで断れば
「出会い厨プレイヤー」認定される...。
いや、リアルで合おうとか思ってないんです...。
単に一緒にゲームするなら女性がいいなってだけなんですよ...。
神様...男女って、そういう仕組みじゃないんですか?
……いや、誰に聞いてるんだ俺。
ここはもう...正直にいくか...。
「すみません...正直に言うと、今回はご縁がなかったということで…ごめんなさい」
ポチッ...。
今日も寝よう...。




