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フレンド0から始めるMMO ―俺のMMO生活はまだ終わっていない―  作者: 御門


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第44話 二人乗り

「じゃあ、

 早速アイテム使っちゃいますね!」


そう言ってアリスさんはアイテムを使う。

ん?いや、ここ街中だけどな?


というか、何か起こった感じは全くない。

内心で「???」と思ってるのが伝わったのか、

アリスさんが言う。


「ああ、これはね?

 どの場所でも使えるアイテムなの。

 その名も『宝の地図』だからね!」


「おお!名前からして、

 いかにもマネの匂いがします!」


「でしょでしょ!今はアイテムを使って宝の地図を出したから、

 毎回同じ場所じゃないのだけどね?

 宝の地図に書かれてるマップに行って、

 宝箱を探すってわけ!」


「おおおお!

 なんかめっちゃワクワクします!」


「うんうん!

 じゃあ場所だけ確認するね。

 えーと、ここだから……よし!

 俺さん、テレポートするね!」


「はい!」


俺たちがやってきたのは、

ジャングルのようなマップだ。


いつもはデイリークエストをする場所だから、

あまり新鮮味はない。


……のだが。


今回は、同じマップでも違って見えるから不思議だ。

これがフレンドと一緒にゲームプレイするってやつか……。


「俺さん、乗ってね?」


そう言ってアリスさんが騎乗アイテムを出す。


へー。

アリスさんの騎乗アイテムは、風船……?

みたいなのに、ブランコが付いてる感じか。


ああ、ブランコに座れるのね……。

変わった騎乗アイテムだな。あまり見たことないかも。


いや、それよりも――乗る?


一瞬そう思って、

俺は反射的に自分の騎乗アイテムを使ってしまった。


「俺さん、ちがーう!」


「え?」


「今から宝の地図が示す場所に二人で行くのだから、

 別々の騎乗アイテムに乗るより、

 一緒に乗った方がいいでしょ?

 だから私の騎乗アイテムに乗って!」


なんてことだ……。

このゲーム、そんな事できたのか?


あれか。

よく高校生カップルが自転車で二人乗りしてる、あの感じか……。


よもやゲーム内で実現することになろうとは……。


バカな!

変な事を想像するんじゃない!


アリスさんはフレンドだ。

落ち着け俺……スーハースーハー。


いや?

普通に乗り方わからんな!?


しかし、ここは俺もスマートに乗りたいところ。


「ふふふ。俺さん?

 私をタゲって見て?」


「え?はい」


「それから右クリックでメニュー出るから、

 そこに『一緒に乗る』って出てないかな?」


「あ、あります。

 これですね」

 

ポチ


すると、俺がアリスさんの座っているブランコの隣に座る。

しかも、タゲってるからお互い見つめ合って――。


あかーん!

この騎乗アイテムは罠だ!


いや、これは合法なんか?

落ち着け。

アリスさんの言われた通りにしただけだ。


俺が自ら動いていない。

だからセーフだ!


嫌がられることは……ない……はず……。


「ふふふ、俺さんいらっしゃい」


まだ何もしてないのに、MPが0になりそうだよ……。

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