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Ep2.『──影女──』

 夕焼け小焼けに立ち尽くしてシルエットを見つめる。僕とお姉さんの二人しかいない公園の、奇妙に奇麗な景色。特にながぁい影を伸ばす時計台。見ると、五時よんじっぷんを示していた。


 「そろそろ帰んなきゃ。ばいばいお姉さん」

 「バイバぁイ」


 お砂場にいるお姉さんに別れを告げて公園を出る。お姉さんとはもうすっかり仲良しだ。


 靴底でアスファルトを叩いて帰る。

 真っ直ぐ、前だけを向いて。

 影に潜む、また別の女にも気づくことなく。


 そして彼女もまた、彼に気づいてもらう気などなく。

 寡黙に、静謐に、彼を愛でる。

 

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