表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幼馴染は負けヒロイン  作者: ステスタ
7/56

第六話

 「いやー。絶品だったなぁ。あんな美味しいコロッケ食べた事ないな」

 

 「うるさい」

  

 俺が食べれなかった事を良いことに、これでもかと煽る忠光。

 

 「あー。美味し・・・って、おい!」

 

 「等価交換だ」

 

 忠光が食べいた途中のパンを奪い取って食べた。が、明らかに取りすぎだと言われ、こちらのおかずをまたあげる事になってしまった。

 食い物の恨みは恐ろしいのだ。

 そんな、たわいものないやり取りをしていると。


 「一緒にお昼食べてもいい?」


 莉奈が話かけてきた。

 

 「俺は別にいいけど」

 

 返事をしつつ、忠光の方をチラリと見る。

 忠光はいきなりなんで?という顔をしつつ、少し黙って考え込み何かに気づいた様だった。


 「(もしかして、莉奈の好意に気付いたのか?)」

 

 「あー。俺、邪魔だよな。向こうで食べてくるな」

 

 違う!!

 

 「じゃあ」


 「おい。待っ・・・て・・・」


 そそくさと自分の食べ物を持って忠光はどこかに行ってしまい、莉奈と二人でご飯を食べる事になった。

 ドキドキ大作戦第一弾失敗である。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ