表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

日本社会においての女性権利に対する考察

作者: デイロー

 こういうのはあまり話したくなかったというか、語り始めたらきりがないと思ったのであまり気にしないようにして、ただ創作だけに集中しようとしていたんですけど。

 ためているだけだと逆に創作意欲を削られているような感じで、あまり集中できないんですよね。

 ちょっと前に、日本で女性は幸せなんだから放っておいてくれとか、そう言う趣旨のコメントみたいなのを書かれたこともあって。果たしてそんな簡単に言えるものかと言うことで。

 ちなみに、私は外国人でもありますけど数多くの日本の文学作品や批評、映画、ドラマ、テレビ番組、ここでのラノベ、SNSや動画投稿サイトで日本社会に対して色んなことを学んできました。

 専門家を名乗るつもりはありませんが、だからと知りもしないくせに勝手に喋っているなどと言うようなことはしませんし、外国人だから言えることも少なからずあると思うので。

 


 1.日本において女性は幸せと言う考え方について


 日本で女性の満足度と言うか、幸福度は世界的に見ても15位で高い方なんですけど。

 世界中39万人ほどの女性に対して、平等意識指数、安全度、賃金、人権などを含めての調査結果です。主観も少なからず含まれているとは思いますが、それでも客観的なデータを取っていると言うことで。

 それでこれを根拠に、日本の女性権利や福祉などを改善する必要がない、日本は女性に取って優しい素晴らしい国と言う考え方をしている方は、割と多いと思います。

 しかもこれは男性だけではなく女性までもが同じことを考えている人が少なからずいて、実際に平均受命とか幸福度などが高い状況なんだから、フェミニズムとか考えなくてもいいんじゃないの、とか。

 男性に課される労働強度、労働量に比べて女性はそうでもないという面は確かに女性側からしたら配慮をされているという考え方も出来ますけど。

 ただですね、これはちょっと価値観以前の問題として、日本が今の社会的な構造に至った経緯を考える必要があると思います。


 a.冷戦時代のイデオロギー


 冷戦時代に西側の先進国では市民に夢と安定感のある生活を与えることを第一目標に社会を動かす方向へとシフトしていきました。それは共産主義の理念が現実的な脅威としてあって、市民が不幸せな状態でいることは共産主義側へ寝返る可能性を自ら増やすことでもあったからです。

 その故に文化的、精神的な面で共産主義社会に対して優位性を主張できるような根拠を、内側から育てる必要があったわけなんですね。

 その前から都市計画、都市設計においてのユートピア計画そのものは進んでいたんですけどね。アメリカでは1920年代くらい、イギリスではエドワード国王時代ですね。

 それまでエリートを中心に回っていた都市開発の恩恵が中産階級にまで広まるようになってて。

 これにより意図的に広まり始まったのがsuburbian dreamなんですね。直訳すると郊外の夢と言ったとこでしょうか。

 車の入る車庫がある一軒家に暮らすこと。

 アメリカンドリームにも未だにこのイメージは入ってますよね。果たしていつまで続くのかは疑問ですけど。

 ただここには先にプロテスタンティズム文化がありまして、プロテスタンティズム文化の中では女性の社会進出を抑圧することを是としているんですね。なぜって、プロテスタンティズム文化は宗教戦争から始まったものですから、恒久的に他国と争っている状態を前提にして発展したこの文化の中では、男性は常に軍に入る要員となって、だから男性の社会的地位や権利が優先視されるという。

 女性は男性だけが政を進めている時でも積極的に介入することは許されない、どうせ戦争に参加しているわけでもないんだからと。

 これはプロテスタンティズム世界では女性自身が内面化している考え方でもあって、戦争に参加しない私たちには旦那様を補佐することだけが役目であると。

 だから中産階級の女性は郊外で婦人会を設立して、隣人たちの間に秩序ある生活が送れるようにと気を配る、家庭的な役割を重点的に行うようになるわけなんですね。

 ただこれは主にアメリカでの流れでした。

 だけど徐々にソ連の脅威に迫られつつある中、資本主義社会にもプロパガンダが必要なわけで、ハリウッドはそれにうってつけだった。イデオロギーを育てて、広める。

 日本は敗戦した側だからとこのようなアメリカが主導するイデオロギー企画へ全面的に賛同する側に回ったのでしょう、それでも固有の特殊性は残してはいましたけど、サザエさんとかで見られるように、それでも最終的には落ちてますね。

 日本でオタク文化を馬鹿にする女性団体があるのは、このような流れの延長線上にあるものです。

 女性の権利じゃなく、アメリカが広めた資本主義社会でのイデオロギーを守っていると。


 b.グローバル経済がもたらした衝撃

 

 だけどこれだと特に問題になるとは限りません。

 資本主義社会のイデオロギーだけを守るだけで、それなりに女性にとっては都合の良い幸せな生活は保障されているようなものなんだから、特に反対する理由もないのでは?むしろ積極的にこのイデオロギーに乗っかった方が、幸せになる近道なのではないかと。

 しかも男性だって許容してますよね、自分は責務やらなにやらで厳しい状況なのに、別に女性に助けて欲しいとか言わない。

 だけどこれに亀裂が生まれました。日本ではバブル崩壊と言う衝撃でこの亀裂をトラウマのように体験してますけど、実はこれ、グローバル化によるものなんです。

 日本社会がバブル景気に入っていたのは、単純に日本が経済大国だからではありません。日本の円が信頼に値する価値として、円を使った巨大な経済システムが80年代を起点に作られたからなんです。

 今でも円に対する信頼は崩れてないんですけど、別の通貨や資産にもそれが移されるようになってて、そのきっかけとなったのが、80年代の金融緩和政策なわけで。

 つまりですね、円の安定性を見込んで世界市場が円に注目した状態で一時期バブル経済になってて、それが終わったのもそもそも金融緩和政策によって円以外の金融資産にも目移りしたからなんですよね。

 じゃあ特に日本の生産性が好景気と言う現象を作り出したわけではないのではないかと言う話なんですけど、まあ……、因果関係自体はあるので完全に否定するのもなんですが。日本が世界経済で最も重要な立場となるのが当たり前などと判断するのは、いささか早計かと思われます。

 これで伝わったのかはわかりませんけど、今の時代はグローバル経済システムそのものが、人間の手を離れて好き勝手している状態で、その中でイデオロギーとかの理念は、前の時代のように強く人の人生を決定するのは難しくなっています。

 別に不可能ではありませんけど、ただやろうと思えばたくさんの条件が必要なわけで。

 例えば今の時代、アメリカではミレニアル世代は10人中6人が慢性的に負債を抱えていて、10人中7人が100万円を急に使えるような状態が来た時、支払う能力がないと言うことです。

 日本も若い世代が抱えている貧困状態は割と深刻な状況だという認識ですけど。

 この状況から冷戦時代の郊外で一軒家を買って妻と子供を養うような生活ができるのは、社会全体からしたら少数となってて。

 要するに女性が夫に養ってもらいながら幸せに生活できるような夢は、一部の恵まれた環境で生まれた人間のみの特権と言うことになってて。

 なのに女性が働かず夫に養ってもらいながら子育てをすることによる幸福度の高い状態にいつまで頼れるものかと、懐疑的な考え方を持つ女性も少なからずいると思います。


 2.女性と労働環境

 

 ここで日本は果たして女性が働くにいい環境なのかについて考えてみようと思います。

 OECD32か国の中で日本は31位、世界全体では89位と87位のナイジェリア、キルギスタンより下に位置していますね。

 具体的にはこんな感じです。100点満点となっています。


 Accessing institutions(社内情報に対する接近権限)

 100

 Building credit(経歴から来る職務に対する信用度)

 25

 Getting a job(雇用の機会においての平等指数)

 81.3

 Going to court(問題が起きた時の法による解決率)

  75

 Protecting women from violence(暴力から保護される度合い)

 18.8

 Providing incentives to work(成果によって金額がもらえる度合い)

 66.7

 Using property(社内施設に対する利用権限)

 100


 なぜここまで下に位置していることになったのか何ですけど……、しかも日本社会はそんなに女性に対して否定的で抑圧的な伝統を持っているわけでもない。

 やはり冷戦時代のイデオロギーを今まで引っ張て来た結果ではないかと思われます。

 災害の多い島国の国柄からしたら社会が保守的になりがちで、江戸時代から長く鎖国をし続けていたこともあって移民も滅多に受け入れない。

 冷戦時代のイデオロギーが保守的価値観を持つ政治体制から守るべき価値となっているのは、なんだかなぁとは思いますけど。

 ここには男性側がいつの間にか制限している部分がありますよね、どっかの医科大学で女性は入試の資格すら与えないとか。

 初めてその話を見た時は、あれ、これ日本の話なんだよねとショックを受けたことを今でも覚えています。ただこれには幾分か文化的な根拠があるのは知っているので、それについて触れたいと思います。


 a.女性は穢れと言う発想

 

 女性が穢れのもとになるとか…、かなり怪しい宗教染みた前近代的な迷信まで入り込んでますよね。

 土俵に女性が入ると穢れるとかの話、未だにあるのかと言う。

 これには私なりの考察があるんですけど。

 日本が持つ女性に対する穢れと繋がるイメージについて。

 どの国でも中世に入ると家父長制を中心にシステムを組み立てるようになるんですよね、戦争がデフォルト状態となるので。

 政に女性の介入を排除することは自然な流れでした。

 日本は固有の戦士文化が発展していますよね。鎌倉時代から戦国時代に至るまで。

 男性が主に武威を振るう立場で、女性は……、夫が取ってきた首に化粧をさせていたとか。

 上流階級での女性が持つ社会的な立場が制限されることに連れ、これに後付けをして理由を作り出すような流れとなったのは想像に難くない。

 特に昔の宗教は上流階級、支配階級が独占して行うもので、そこで女性を出来るだけ関わらないようにしないため穢れなどと言う概念を広めるような状態となったのでしょう。

 人類学的な見地から言ってもそこまで珍しい現象ではありません。

 何せ西洋では19世紀後半まで女性は子宮を持っているため子宮がもたらした情緒不安定に陥りやすいという考え方が支配していました。

 ヒステリーと言う単語の語源、ギリシャ語で子宮を意味するヒステリアから来ているんです。

 つまり支配階級が政に女性を関わらせないために作り出したイデオロギーがいつの間にか生物学的に根拠のない出鱈目にまで繋がったんですね。

 ちなみにですけど、社会全体的に政に参加する資格のない人間が情緒不安定になる現象は思春期にもよく現れているので。

 人間はですね、自分の在り方を自分で決められない、他人に従属的な状態だと情緒不安定になりやすいんです。

 女性が情緒不安定だから政に関わらせないんじゃなく、政に関わらせようとしないから情緒不安定で、それをヒステリーやら穢れなどの概念と繋げて意味付けをしているだけなんですね。

 女性は感情的で嫉妬深いという考え方もこれの延長線上にあるものと言えるでしょう。

 日本三大悪女とか、鎌倉武士の蛮行とか支配階級から被支配階級に行った拷問は殆ど男性からのものだということを考えると……、やはりこれもただのイデオロギーと言うことで。


 b.女性の敵は女性?


 今更会社を女性が働きやすいような環境に改善しようとしてもどこから始まったらいいのかがわからないことは分かります。

 しかしそもそも女性側がそこまで積極的に改善に取り組む努力を怠っているところも少なくないと言うのが私の感想です。

 どうせ寿退社するんだから、とかで。

 その結果、外国人女性は日本に来るような夢すらも抱きません。

 日本より酷い国から来ることならあり得るかもしれませんけど、ここでもたまに見かけるけど。

 白人女性に憧れているとか、そう言うのがあるみたいですね。性的趣向にとやかく言うつもりはありませんけど、東欧ならともかく西欧や北欧はあまり期待しない方がいいと思いますよ。

 働く環境がこれだけ悪いのに誰が来るかと言う話で。

 東欧は日本より酷い場合も少なくないので、それはあり得るかもしれません。

 ただアメリカやイギリスなどの女性が日本に来て働きたいとか……。私は聞いたことありませんね。

 ベルギー出身のある作家さんが、外交官の父と日本で暮らした時期があって、日本にずっと憧れて、心の中の原風景となっていたこともあって、それでいざ来てみて働き始めたら単純作業しかさせてもらえなくて、憂鬱な状態になって結局本国へ戻ってるとか。

 同じ女性からいじめや仲間外れに会ったり。

 ただまあ……、いじめに関しては、ちょっとどっこいどっこいかもしれません。日本もアメリカとか欧州に来るといじめられるので。アジア人だからと。

 どこでも屑はいるんですよね。

 それでも働く環境の問題は別ですけどね。

 女性だからと単純労働しかさせない?それは明確な差別です。

 そんな状況でも日本で女性が幸せだからいいとか、そんなことが良く言えるものだとちょっと感心します。

 自覚ないでしょう、121位のロシアと比較しているだけかもしれませんけど、ロシアはあれで半ば軍国主義みたいになってますからね。

 日本はそんなに切羽詰まった状態ではないと感じますが。

 中国、ロシア、北朝鮮の脅威とか、韓国との領土問題とか考えられないことはありませんが。

 別に徴兵しているわけでもありませんよね。パキスタンとインドみたいに実際にムスリムとヒンドゥー教信者で殺し合いでもしているんでしょうか。

 アメリカのように家父長制を軍事産業やイデオロギーと繋がてプロテスタンティズムの帝国主義みたいなやり方を取っているわけでもない。

 しかもです、アメリカではプロテスタンティズム文化の中でもマイノリティの権利を主張する流れとかあって、女性の政治家やCEOも少なくありませんよね。

 副大統領と儀長が女性で。

 痴漢が多いとか、女性に対する暴力的な扱いとか。

 日本社会が持つポテンシャルだと女性の幸福度がそれでも高い状態からわかるように、何かしら改善をしようと積極的に取り組んだら、世界で類を見ない男女平等国家になるのも可能だと思いますけど。

 労働での男性が立場が上なことから起きる性的暴力は特に辛いんですよね。

 アメリカの詩人であり作家のマヤ・アンジェロウの言葉を借りるなら、自分がためていることを語らずに胸の中にしまっておくこと、それこそがもっとも耐え難い苦痛であると言います。

 女性が社会での立場が弱いと、消極的な抵抗は抵抗のうちにも見なされず、同意をしていると言うことになるんですよね。

 その状態が男性に取って都合がいいんでしょうか。これを英語ではrape cultureと言うんですけど、男性が自らを引き締めることをせず、女性が自らを十分に守れなかったのが悪いと女性を非難するような文化。

 女性の労働環境が悪いと男性より社会全体で立場が弱くなって、このような文化が育ってしまうんですけど、それをあまり良く思ってない男性も少なくないと感じます。

 性は楽しむものでしょう、なんでそんな力関係なんて持ち込んできて変態的な状態に持ち込むのかと。

 なのに、当事者の女性がその状況を改善しようとしているなんて話、あまり聞きません。

 オタク業界の話だと声優さんの枕営業とか?

 数少ない女性CEOが経営している会社と言う狭い門でも目指した方がいいとか?

 ただいい会社も少なくないのは、色々調べて知ってはいます。一時期日本の株式を買ったり売ったりした時がありまして、その時期に日本の会社での勤労条件とか調べる機会がありまして。

 ちなみに女性の労働環境がいいとされてる会社の株を買ったときは、大分儲からせていただきました。ありがとうございます。

 それでもそれがそこまでメジャーな方ではないようで。セクハラが絶えない環境とか、そもそも女性のために会社側で配慮をする発想自体が存在せず、女性側もそれの何が悪いかわからないとか。

 問題は山積みのように感じます。



 終わりに


 日本での女性人権、女性労働の問題は単純に日本だけの問題ではありません。

 日本に働きに行きたい女性のためと言う理由でも、なくはないんですけど、それだけではありません。

 女性は、世界中どこでも殆どの場合は弱者側なんです。加害者になる時もありましょう、女性の連続殺人犯の話も知っています。

 ただそれは極端な例で、女性が抑圧される最も多くの理由は、政治的な不安定さにあります。

 社会が不安定だと男性が暴力的になりやすく、家を守る側となりがちです。

 その中で女性は男性に従属的な立場になって、ありとあらゆる暴力にさらされます。

 日本は、そんな不安定な社会に比べてもかなり安定した状態だと感じます。

 別にここでね、女性が日本でここまで女性が抑圧されているから改善しなさいとか上から目線で言ってるわけじゃありません。

 今の時代では前述したように女性側からも少なからず責任があるでしょう。

 冷戦時代なんてもう30年も前のことで、未だにいい男を捕まって結婚する願望を抱いているような女性が少なからずいるという事実を、SNSなどで目撃すると私はもう、これでいいのかと言いたい気持ちでいっぱいで。

 アフガニスタンとかは、タリバン政権になったり民主主義政権になったりと、色々大変なんですけど。

 タリバン政権になる時期には必ず女性は徹底的に抑圧される側となってて。

 それでも頑張って学んで、医者になったり市長になったり校長先生になったり。

 日本でそんなタリバン政権のような、女性を殴って、家に閉じ込めて、男の子を生むためだけの道具としてしか使っているような抑圧がありますか。

 そんな抑圧があるわけでもないのに、あまり自分で改善としようとはせず夢を見るだけとか。

 つい最近とあるプロゲーマーが炎上した事件がありましたよね。

 社会の常識を学ぼうとせず、好き勝手に喋るとか。

 世界中の半分以上の国、半分以上の女性人口が家父長制の抑圧を受けながら、苦しんでいる時にです。

 こんな、無責任な社会の女性たちと連帯して、女性の権利を広げよう、社会をより良くしましょうなんて、考えらえると思いますか。

 いつか自分にふさわしい格好良くお金持ちの男性が現れてくれるような現象にとらわれるだけで、現実を見ようとせず男性だけが過酷な労働を強いられるような状況を改善しようともしない。

 日本でも若い世代の中にCEOや政治家などの夢を見る女性も増えつつあるようですけど、なのに女性側からそんな女性が出しゃばるなと反対しているような人たちがいる状況……。

 男性も何か、そんなろくでもない行動を引き起こす女性を多く経験していたせいでしょうか。

 女性を荷物として思ったりと言った傾向があるように見受けられます。

 だからとそれを女性の本質的な性質などに問題があるとか、女性の権利は今のままがいいなどと考えるのは早計に思われます。

 男性側からしても単純に社会の半分近くの人口を養うわけですから、そんな状況でいるより女性に積極的に機会を与えるようにして、最初はうまく行かなくても、経験なんて男性側より断然少ないわけですからね、その経験が徐々に溜まっていずれは女性も男性と同等な能力を発揮するようになります。

 今の姿ではなく、その人の成長した未来の姿を描いて、信じてみてください。

 人は、まあ、あまり成長しない人もいますけど、変わるものですからね。

 


蛇足


 女性と男性を生物学的に明確に区別できるという考え、最近はちょっと生物学界隈では否定的です。

 性染色体はXXかXYと学んだと思いますけど。

 XXYやXXXY、XYYなどと言ったものが、私たちが知らないだけでかなりの比率で人口の中に存在しているみたいです。

 脳にも男性的な脳と女性的な脳があって、それは別に性染色体とも一致しないというのも、最近の生物学界隈では常識なんですよね。


追記


 所謂ネトウヨ系の連中が湧いて出来て気色悪いことこの上ないんですけど、最近の時代って、巨大資本による破滅的な結果をシステムを制御出来てない今の制度が持つ無能さじゃなく人のせいにしたりマイノリティを攻撃するろくでもない連中とか多いんですけどね。

 ちなみに日本のネトウヨなんてアメリカで銃乱射してる連中とかに比べたら可愛いものです。なんというか、アメリカで国会議事堂を襲撃した連中が狼なら日本のネトウヨはチワワみたいな。

 外国人舐めてるでしょう。そんなやばいきちがい連中を身近で見ているというのに、ネットでしか騒げないネトウヨごときで何かできると思っているのやら…。

 アメリカとかではさ、軍に入ってからPTSDとか抱えているのに除隊されて、国家がろくにアフターケアもせずに放置したせいで軍人ですら今の無能なシステムに対して右翼プロパガンダに乗っかって反発して、武装蜂起を起こすべきとか主張している人とかいるんだけどさ。

 流れ的に納得できるよね、そんな人間が出てきても。けどネトウヨって何?そんな自分の国が好きなら自衛隊でも入ってみたらどうなの。そんな勇気はない?

 甘ったれた精神状態でろくに物事も考えられない、だからと国ののために自分を犠牲にするほどのガッツもない。

 まあ、うん。

 ネカフェ難民とかなら納得するかもしれないけど、それならこんなの読んでないで広告だらけのブログとか立ち上げたら収入になるからさ、そう言うのでもしてみたらどうかな。


追記2


 保守主義のキモイおっさんたちが次から次へと湧いてきてるので、これ以上コメントは受け付けません。

 世界中どこにも根拠のない、自分が言えば何でも聞くと思ってるキモイ保守主義おっさんはいるんだけどね。日本は、また比較しちゃうけど、そんなに怖くないんだよね……。

 人身売屋とか関わったこともないでしょう?保守主義のキモイおっさん連中が特にお金持ちだとさ、人身売屋にも関わってるんだよね。

 気になる方は『ジェフリー・エプスタイン』と検索してみてください。

 こんなところで書いて、そんなに見る人がいるかは疑問ではありますけど……。

 本音を言うとですね、私は今よりいい世界に住みたいんです。私に夢を見せてくれた、日本と言う国が、もっといい国になったら、私ももっといい世界に住めるようになると思ってて。

 こんな意味不明な下心なんて、あまり理解されないかもしれませんが……、まあ……。

 言いたいことは一通りに言えたので、創作活動に戻りたいと思います。

 あまり思いついてないんですけど、来週は何とか英国物語とかスパルタ物事とかの続きが書けるように……。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ