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邪神と猫  作者: 神白
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閑話 退屈しのぎする前

・・・・・・あー、暇ですなー。誰も近寄れないからね。ゴロゴロしかできないからね。でも、一週間も要らなさそうだなー。神力の効果かな?


ご飯、食べたい。お腹減った。狩をしたい。魔気って不便だよねー。そう思わない?魔王〜。


『・・・・・・』


話せよー。私の魔気から解放してやってるから話せるだろー。


『ゴメンナサイ、ゴメンナサイ、ゴメンナサイ』


はあ、ゴメンナサイしか話さなくなっちゃった。心が壊れちゃったかー。魔気に触れさせ過ぎたかなー。私もねー、辛いんだよ?誰も近くに寄ってこれないから。寂しいんだよ?あー、あーー。


「寂しいならさっさと魔気を納めろよ。」


だからぁ。出来ないの!どっかの魔王のせいで、魔力暴走して、頭が割れそうに痛いから!集中途切れちゃうんだよー。わからないんだから突っ込んでこないでよー。


「なんか、性格丸変わりじゃないか?どうしたんだ猫。」


{まあ、今はイジケモードですから。話しかけても無駄ですよ?私たち精霊も近寄れないものですからねー。}


『猫様は最強だけど。お子様なのだ!』


闇竜、もう魔力塊作ってやんない!


『うわぁーごめんなさーい許してー!!』


{馬鹿だなー。竜は。}


『あいつといっしょにするな。アホ精霊。』


{ああ”んやんのか?}

『やるか?』


グレイン、風竜。黙れ。うるさい。消すぞ?


{『すんませんでした!』}


「うちの嫁がキレてるんだけど。どうすれば落ち着く?」


{放っておくのが一番ですね。関われば消されます。}


「で、さぁ?精霊と八竜とどうやって契約したのかとか聞きたいなー。猫ー?教えてくれないか?」


・・・めんどい。

ディーネ〜パス!


{姫様、私が話すと嘘偽りを話すと思いますよ?いいんですか?}


「嘘偽りを聞きたいんじゃねぇんだけど?!」


ディーネはいい子だから。そんなことしない。もし、嘘偽りじゃなくて真実を教えてあげたら私が人型になった状態で膝枕させてあげる。


{ひ、姫の人型?!それを膝枕!!!真実を教えてあげましょう!!!」


「上手いな。コントロールが。」


{ふふん!邪神!まずはどの物語を聞きたいのですか!教えてさしあげましょう!}


「えっとー・・・じゃ、契約した順で。」


{むむ、なぜそこは私の時と言わないのですか!}


「順番が違ったら話がわからなくなるだろ。ほら最初は誰なんだ?」


{はあ、まあいいです。最初は炎獣と雷獣ですね。}


「最初に2匹かよ!」


{姫ですからねー。じゃ行きますよ・・・」


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