chapter2.共通の話題を探そう!(現在)
「それじゃ、雰囲気を読んだ後で実際に話しかけるよ!いま二人の身の回りで起きてることや、自分と相手が関心のありそうなことなら、何でも良いから、共通の話題を探すんだよ!分かったら、練習問題を解くがいいよ!」
「…おい」
「第一問:ロシア語しか喋れないロシア人の女の子が飲み会に来てるよ!彼女はとても困った様子です。さあどうする?」
「…いったい何しに来たんだよ…正解はどうせ1番の『話しかけない』」
「ブッブー!人でなしの畜生じゃないなら、困った人がいたら助けるのは当たり前だよ!?言葉は通じなくても、熱意と親切は必ず通じるんだよ!お互いの共通点は、お互いに共通点を知らないってことだよ?そこから努力して話しかけて共通点を探さなくてどうするの?w」
「煽り…始まったな…」
「そんな鬼畜君に第二問:女の子の話がつまらなくて興味を持てません。さあどうする?」
「うむ…共通点がないからつまらない…要するに一方通行なんだな…だったらこちらの関心ある話題に徐々に誘導していって…妥協点を探ればいいんじゃないか…?そうだとすれば…それに近い答えは3番だな…」
「ブッブー、残念!正解は1番の『オナ◯ーと性交渉を禁止する』だよ!そもそも相手のことが好きなら、一緒に話すのがつまらないわけないんだよ!話したくないのに好きってことは、相手の体にだけ惚れてて、自分の性欲のはけ口だけ欲しいってことだよ!それなのに妥協して女の子を落とそうとするのは失礼千万!肉体関係を抜きにすれば、色んなことに注意が向かい話は自ずと楽しくなるよ!それでも楽しくならないなら、相性なし!」
「どっちが鬼畜だか…だがなかなか奥深い…のか…?」
せめて今夜は言われた通り我慢することにして、もっと罵声を浴びたくてプレイは続行。