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負内無宗は負けませんっ!! ~敗北=全ロストの世界で、俺だけが“負けない”最強~  作者: Zawape


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9/9

500年未討伐の喰帝?攻撃吸収とか関係ないので規格外で消します。

「今から約500年前に生まれた災害……“喰帝(しょくてい)”。

討伐に向かったSランクパーティーは、例外なく全滅した」


「……っ!!」


「奴がいる森に入って帰ってきた者はいない。

(ゆえ)に“帰らずの森”と呼ばれている」


「全員……喰われたんですね……」


ギルドマスターは淡々と告げた。


「喰帝の討伐が確認できればそれでいい。

ドロップアイテムも報酬も全部お前らのものだ」


「……」


「無宗、やれるか?」


俺は鼻で笑った。


愚問(ぐもん)だな」


「!?」


「その喰帝とやらを俺の犠牲者の一人にしてやるよ」


ギルマスは少し笑った。


「期待してるぞ」



そして……


ここか……

帰らずの森ってのは、思ったより枯れ果てているな。


「不気味ですね……」

「きっと大丈夫だよ」

「いくぞ」


森の中を進んでいく。


ピクピクッ


俺のアホ毛が反応した。奴が近くにいる。


「……っ!?」


「あれが……」


「喰帝か」


5mほどある巨体に人のような形で全身から黒い液体が流れている。

黒い液体が(したた)るようなヘイローと翼を背に広げ、辺りに殺気を()き散らしていた。


「おぞましいオーラを感じます」

「やるぞ」


喰帝が、黒い液まみれの顔のようなものをこちらに向けた。


「攻撃します!!」


バキュゥゥゥゥゥゥンッ!!


ルナが矢を放ったと同時に衝撃波が広がる。

間違いなく今までより(はる)かに、矢の威力が上がっている。


しかし、喰帝は腕で受け止め、吸収した。


「これでもくらえ!」


クリアが異次元から巨大な手を召喚(しょうかん)し、喰帝を叩き潰す。


だが、喰帝の体が液体のようになり、手ごと吸収されてしまう。


喰帝から勢いよく10本ほどの腕が伸び、クリアに襲いかかる。


「ファイヤーウォール!」


クリアは巨大な炎の壁を生成したが、一瞬で黒い手に吸収された。黒い手がそのままクリアに襲いかかる。


「え……」


逃げ場がない。

そう思った瞬間、クリアの視界が黒に染まった。


────次の瞬間。


バァァァァァァァンッ!!


俺は喰帝の手がクリアに触れる前に、払い除けた。


「……っ!」


一瞬遅れて、クリアの心臓が大きく跳ねる。

クリアは驚いたように目を見開き、俺を見上げた。


「あ……ありがと」


奴はその名の通り、あらゆる攻撃を喰らう。


俺は手をかざす。


“ファイヤーボール”


直径30mの火球を喰帝にぶつける。

しかし全部吸収されてしまう。


さっきよりも喰帝の魔力が増えている。吸収した分だけ強くなるようだ。


「面白い」


しかし問題は、ルナたちが攻撃から逃れるすべがないことだ。

ならば、俺にヘイトを向けさせるまでだ。


挑発(ちょうはつ)


「おい喰帝、俺を殺してみろ」


喰帝の白く光る目が赤に変わり、凄まじい殺気を放つ。


俺は不敵な笑みを浮かべた。


「来い」


瞬間、喰帝に100本以上の腕が生え、俺に突き刺さる。


ドカァァァァァァァァァン!!


「ご主人様!!」


「それ、残像だよ」


俺は、喰帝の背後で腕組みしながら微笑む。


「……!?すごい」


喰帝は、走り出す俺に次々と黒い手を突き刺そうとするが、全て避けて空高く飛び跳ねた。


俺は、地面に向けて手をかざす。


“ワールドプロテクト”


喰帝を除く地球とその全ての生物に、密着型のバリアを展開した。これで、ルナたちやこの世界を傷つける心配はない。


空中にいる俺に向かって100本以上の腕を伸ばす喰帝に、(まん)()して攻撃を開始する。



“ファイヤーボール・100連”


俺を中心として円を描くように100個の巨大な火球を生成し、全て喰帝に撃ち込んだ。


ドドドドドドドォォォォォォォォンッ!!


煙の中から、魔力を大幅に増大させた喰帝が姿を表した。


「今の全部吸収したのか」


じゃあ、少しだけ本気を出そうかな。


俺は手で銃の形を作った。


指先に膨大(ぼうだい)なエネルギーが収束する。

山一つを余裕で消し飛ばすほどの光の球だ。



「さぁ、ここからが本番だ」

※喰帝のイメージイラスト書きました。活動報告に載せてあるので、気になる方はぜひ見に来てください!


「面白かった!」


「続きが気になる、読みたい!」


「今後どうなるの!?」


と思ったら


下にある☆☆☆☆☆から、作品への応援お願いいたします。


面白かったら星5つ、つまらなかったら星1つ、正直に感じた気持ちでもちろん大丈夫です!


ブックマークもいただけると本当に嬉しいです。


何卒よろしくお願いします。

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