ステータス開いたら、全部SSランクでした。
俺は奴隷を卒業した。
晴れて自由の身になったわけだが、この奴隷服を着続けるのは少々厳しい。なぜなら、敗北者のように見えるからだ。それにこの服で外を歩くのはまずいだろう。
「ルナ。着替えるぞ」
「え……ここでですか?……それはちょっと……」
「問題ない」
俺がパチンと指を鳴らすと2人の服装が一瞬で変化した。
「すごい。この服ってことはもしかして……」
「今から冒険者になるぞ」
旅をしながら稼ぐなら冒険者が最適だ。と、ザワノスシステムが教えてくれた。というわけで、俺たちは今ギルドの受付に来ている。
「まずはFランク冒険者からのスタートになります。Fランクの依頼などを受けられます。まずは薬草採取などですね」
ルナがとてもつまらなそうな顔をしている。心配しなくても、俺の手にかかれば1秒で依頼完了だ。
「ある程度実績を積まれたら昇格試験を受けることをおすすめします。冒険者ランクが上がると受けられる依頼と報酬のランクがアップしますからね」
「了解です」
「それではご健闘をお祈りします」
「ご主人様。せっかく2人いるんですからパーティーとして役割を決めましょう。ご主人様はどのジョブにしますか?」
「俺はどのジョブもできるからいいとして、ルナは何のジョブがいい?」
「サラッと最強発言してますね」
ルナがあきれ顔でこちらを見ている。
「まぁまぁ」
「私はもちろんタンクです。いっぱい攻撃されて……ぐへへ……じゃなくて!ご主人様を守る盾になりたいんです!」
絶対嘘やん……
「あ、そうだ。鑑定して適性とか見られないかな」
「鑑定士のジョブも持ってるんですか!?なんというか……さすがですね」
「まぁな」
“鑑定”
ルナのステータスが表示される。
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ルナ【レベル15】
【種族】人間
【性別】女
【称号】奴隷、冒険者
【職業】未定
【スキル】
体術 D、弓 B、自爆 D
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うーん。自爆は……論外として……
「レベルは15。弓がBで1番適性があるな」
「弓かぁ……」
「そんな落ち込むなよ。とりあえず弓を試してみよう」
「はーい」
ルナは残念そうに返事をした。
「あ……ちなみにご主人様のレベルはいくつなんですか?」
「あー……たしかに気になるな」
“ステータスオープン”
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負内 無宗【レベル9999999999999999999999…】
【種族】人間(卒業)
【性別】男
【称号】冒険者
【職業】未定
【スキル】
悪意的干渉無効 SS、強化模倣 SS、全属性魔術 SS、変身 SS、瞬間移動 SS、それ、残像だよ SS、パワーショット SS、エネルギーショット SS、自動バフ生成 SS、鑑定眼 SS、ステータス隠蔽 SS、アホ毛 SS、言語マスター SS、念力 SS、デバフ生成 SS、能力追加 SS、能力書き換え SS、アイテム生成 SS、魔法生成 SS、スキル生成 SS、主人公補正 SS、以下略…
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「えっと……レベルが一、十、百、千、万、十万、百万……」
俺は数えるのをやめた。てか「種族・人間卒業」ってどういうことやねん。しかもスキルもちょいちょい変なのあるし……
「はぁ……」
「どうしたんですか?」
「ちょっと疲れただけだ」
「ご主人様。そういえば武器はどうするんですか?私たちお金ありませんよね?」
「ないなら作るまでだ」
「え……作れるんですか?」
「も☆ち☆ろ☆ん☆」
俺は手をかざす。
“クリエイト”
淡い光とともに弓矢と剣が現れる。この剣を使って剣士でもやってみるか。
「錬金術!?いやそれよりもっと上位の……ここまでくると逆にご主人様ができないことがあるのか気になりますね」
「とりあえず、この弓矢あげるよ」
「ありがとうございます。じゃあさっそく行きましょう」
「え……どこに?」
「ダンジョンですよダンジョン!!ギルドの依頼とは違ってランク関係なく何階層でも自由に行けます!!」
「な……なんか押しが強いな……」
「ご主人様のようなランクと実力が合ってない人こそダンジョンに行くべきです!!」
「うーん……じゃあいってみるか」
「……っ!はい!!」
ルナが嬉しそうにしている。そんなにダンジョンに行きたいんか?
そして俺たちはダンジョンへ向かった。
なおこの数時間後、ダンジョンは本気で俺を排除しに来る。
「面白かった!」
「続きが気になる、読みたい!」
「今後どうなるの!?」
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