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白粉の記憶  作者: キャロット艦長
第一章
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給食に生ゴミ

秋に入り、運動会の練習が始まった。正直、まだまだ夏のように暑い中で、午前まるまるか午後まるまるを練習にあてるのは気が重い日々であった。そんな中、またもヒトミ先生をイジメる事件が起きそうだった。ヤスヒロとユウキが休み時間に話していたのが聞こえてきたのである。


「なあなあ、あのセンコーの給食に何か混ぜへん?」


「何それ、おもろいやん。何入れる?」


「生ゴミ、入れたろうぜ。」


「ええなあ。あのセンコー、ゲロ吐くかな。」


「それか、ソッコーでトイレ行くんちゃう?」


「その前にもらしたりして。」


この2人はランドセルの事件の時のように、露骨にヒトミ先生を嫌っていた。何日か経ってから、この2人にエリとマユコが入るようになった。


「ウチも家から生ゴミ持ってくる。」


「ウチも、ウチも。」


「みんなでちょっとずつ入れよっか。あんまり多いとバレそうやし。」


「そうやな、匂いでバレたら意味ないもんな。」


こういうところは知恵が働くんやな。ヨシヒロは冷めた気持ちで聞いていた。具体的に、どの日の給食に生ゴミを入れるかまではわからなかった。だが、ある日ヒトミ先生は急に学校を休んだ。朝から自習になってクラスメイトが大喜びしたのは、言うまでもない。

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