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白粉の記憶  作者: キャロット艦長
第四章

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32/41

まずは、お試しで

「まずは、お試しってことでいい?」


ヒトミ先生は、明るく笑って言った。


そう来たか、と思った。予想外の答えだった。ただ、これを断ることはできなさそうだ。「お試し」か「お断り」、この2択を逆に突きつけられた。しかし、ここは明るくいく必要がある。


「ありがとうございます!お試し、お願いします!」


これを聞いて、ヒトミ先生は笑った。


「わかってる~?OKじゃないよぉ(笑)」


それでもヨシヒロは嬉しかった。完璧な形ではないが、念願が叶った。


「よろしくお願いします!」


ヨシヒロは大きな声で言った。


「ちょっと!声、大きい(笑)こちらこそ、よろしくお願いします。」


ヒトミ先生も答えた。そして、


「もう、先生ってつけなくていいよ。」


と言ってくれた。


「でも、正式な彼女じゃないからな~。とりあえず、ヒトミさんって呼んでもらおっか。」


とリクエストされた。


「わかりました、ヒトミさん。慣れないっすね~(笑)」


「大丈夫よ、そのうち慣れるから(笑)ヨシヒロくんは、そのままでいいね。」


またも一方的に決まった。ヨシヒロと名前で呼んでほしいけど、今はとりあえず、これでいくしかない。お互いに呼び方が決まったところで、お会計を済ませてレストランを後にした。


お店を出てから並んで駅まで歩いた。途中、ヨシヒロがすっと左手を出すと、ヒトミさんの柔らかい右手が、その手を包んだ。

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