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白粉の記憶  作者: キャロット艦長
第二章

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2人きりの空間

「オマエみたいなんがおるから、今までの仕事が台無しやろ!!どないするねん、これ!!」


視聴覚室でヒトミ先生とヨシヒロが向かいあって座った後、先生は怒りを爆発させた。ヨシヒロもはじめは集団カンニング事件にかかわったことへの、反省と後悔の感情が心の中で入り交じっていた。先生への申し訳ない気持ちでいっぱいだった。しかし、別な感情が芽生えてきた。


ヒトミ先生と2人きりや。


もちろん、こんな事は言えない。しかし、同時にヒトミ先生の怒りがスグに収まって、やがて優しく諭すような雰囲気になってきた。


「何があったん?普段はちゃんとしてるのに。」


「大丈夫?」


「もう、こんなことせんとってよ。」


優しく包み込むような言い方だった。


先生との面談が終わってクラスに戻ると、みんなで怒られた時の話を言い合った。だいたい似たような感じだったが、ヨシヒロだけなぜか優しい言葉をかけられたようだ。他の同級生たちが本当に最初から最後まで怒られっぱなしだったのか、本当は優しい言葉をかけられたのを隠していたのか、それはわからない。だが、おそらく自分だけだったのでは?ヨシヒロはそのように思っていた。

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