暴食vs勇者part2
聖剣を目の前の魔族に対して斬った、が全くの手応えがない、これはまずいな、
「ちょっとちょっと何してるの!いきなり剣を振りかぶって!」
咲がバイトをほったらかしにして近づいてくる
「見えてないのか?魔族が」
「いや、魔族ってどこ?てか貴方大丈夫?」
咲が魔族に近づく、こいつ、人間に見えてるのか?
「パパ?どうしたの?」
みんな人間に見えているようだ、、
「あー、、お姉ちゃん心配してくれてありがたいんだけど、、ごめんね?」
プラリアは触手を咲に振るう「咲!」
僕は咲との前に立ち全力で剣で防御を取る
(なんて重い触手だ、、!こいつ、片手なのに、両手で抑えるのが、、は???)
「ごめんね〜君のパパ強いからさ、」
プラリアは拳銃を懐から手に取り娘のアイリに引き金を引く
しかしそれはアイリに当たることはなかった
「よくも、アイリを、、結界が壊されたから何事かと思えば、、マサノ!アイリを守れと言っただろ!」
銃弾を剣で両断したラズリーはそのままプラリアを蹴り飛ばす、プラリアは城外まで吹き飛んだ
「さっさと殺しに行くぞ、ついてこいマサノ、あと咲も、おいそこの店主!娘のアイリを見ておけ、」
「私ついで感覚!??てかマサノ、、あの魔族が待ってたのって、、」
「あぁ間違いない、銃だ、、」
奴が何者かを確かめないと、、僕たちは吹き飛んだ謎の魔族を追った
―――――――――――――
「いてて、吹き飛ばされた、、すごい蹴りだなぁ」プラリアは冷静に相手を見る
「偵察にきたつもりがとんでもない化け物とやらされちゃった」
「化け物はお前だろ、お前はなんだ?魔王軍か?」
「魔王軍?そんなのと一緒にしないでよ僕は傀儡、「暴食」のプラリアだよ、、、あ、これ言っちゃダメだったっけ?ボスに口止めされてたよーな、、まぁいっか!」
「傀儡?ボス??まさかお前らが予言の悪魔」
僕は聖剣を握りしめプラリアに斬りかかるがやはり手応えはなし
「学べよ〜ハハ」密着の近距離戦、そのままお互いの剣と触手がぶつかり合う
「サポートは任せて!」咲が盗賊スキルの罠設置を発動する
「ありゃ、足が、、」泥沼の罠にプラリアがかかりプラリアは体制を崩す
「行くぞマサノ!」「あぁ!」
僕とラズリーがプラリアの首を狙って剣を振るうプラリアは首が飛ばされる、が体は普通に動き銃を僕に打つ、肩が弾けた、
「なんなんだこいつ!」「魔族、、というより魔物に近いな、マサノ大丈夫か?」
ラズリーが回復魔法を僕の肩にかける、、が回復が遅い
咲は傷口を見る
「なにこれ、、弾丸に触手??キモ!」
傷口には触手がうねうねとしていた
「ほえー、すごいねー」
首だけになったプラリアは普通に喋る
「一つ教えて欲しいんだがお前を殺す方法はあるのか?」
「さぁどうだろうね?そろそろ僕も本気を出すよ」
プラリアはそういうと指輪が黒くひかる
「大罪騎士の本領をお見せしようか、「魔装」グラトニー」
その瞬間黒い光は体と頭を包む、光が消えたあと、プラリアは魔物と化していた
「今から君らの国を飲み込む」
そう言った瞬間魔物と化したプラリアの口からドス黒いレーザービームが飛び出た
「まずい!止めろ!マサノ!」
僕はビームの前に出てスキルを発動する「聖光盾!」
目の前に神々しい盾が現れそのビームを防ぐ、が衝撃は防ぎきれずに吹き飛ばされた
「化け物が!」
このプラリア、認めよう、化け物だ、、僕一人じゃ絶対に勝てない、、
「けどここには仲間がいる!必ずお前を倒す!」
ラズリーと咲は隣に立つ
それに対してプラリアは一言
「キッショい仲間意識だねー!」