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暴食vs勇者part1

 「パパ起きて!」 「うぐぅ!」

 娘の強烈なベットダイブによる衝撃で僕は飛び起きる


 「いたた、こら!」「あはは逃げろー!」

 まったく、誰に似たのか、僕は剣を待ち部屋を出る


 「あぁ、起きたのか、おはよう」「おはよう、」


 僕の名前は永井 マサノ

 わけあって勇者をしている。9年前、高校生だった僕達Aクラスはなんの予告もないまま気づいたら教室ごとこの世界に転移していた


 王様が言うには魔王が変わって戦争がさらに過酷になり、拮抗を保つため、世界は勇者を欲して僕らを呼んだらしい


 とは言っても僕と一部のクラスメイト以外はみんな別々の将来に向かって言った、日本の知識をいかしてパティシエになったり、またまた商人になったりと色々だ


 そして今もなお僕とともに魔王を倒すために歩んでくれているクラスメイト達を一括りに勇者パーティとみんなは呼んでいる


 「ほら、さっさと食え」

 少し冷たいこの女性は僕の妻の永井・ラズリー 彼女は異世界人だ、この聖王国を守る最強の聖騎士と言われている


 「全くいつになったら魔王を倒してくるんだ?マサノ?」


 「ん、、ごめん、魔王だけではなく、他の側近もなかなか手強くて、、」


 「まったく、いつになったら平和は訪れるのか、」

 「パパ頑張ってぇ!」


 「アイリ、、ありがとうパパ頑張るよ、今日は久々の休みだ!家族でショッピングでもいくか!」


 「私は王の護衛があるんでな、すまんが2人で行ってきてくれ」


 うぅ、、ひどい、僕は娘のアイリを連れて扉を開けようとするとラズリーが止める  


 「ちょっとまて、一応耳に入れておけ、最近予言で魔王に次ぐ第三勢力が来ると言われている。急に現れる可能性はほぼ0だがお前らと同じ同胞かもしれん。アイリを頼んだぞ」


 予言の第三勢力、、、、「まぁなんとかなるよ、任せておいて魔王軍よりは全然弱いでしょ」


 所詮はカルトの教団みたいな奴らだと思っていた。僕たちはまだその第三勢力を甘く見ていた、


――――――――――――

 「パパ!アイス食べたい!」アイリがアイスを指差す、「すみませんアイスを、一つ、、ん?」


 「はーいただいま、、てあれ?マサノじゃん偶然!」


 そこにいたのは勇者パーティの1人 盗賊(シーフ)の細川 (さき)がいた


 「咲?なにしてるの?」「バイト!はいこれアイス!てアイリちゃん!お久しぶり!可愛いなぁ!」


 「咲ねぇちゃん!」2人は熱い抱擁をしたあとアイスを渡す


 「なんでバイトなんかしてるの?金はあるだろ」

 「、、、」

 こいつ、、また教会に募金したな、、


 「2人はお出かけ?気をつけてね!」

 「あぁまたな」

 一言いってくれれば宿くらい借りてやるのに、、本当にいいやつだ、、な、、?


            は?


 僕は二度見した、魔族がいたからだ、この聖王国に

 「お、アイスあるじゃん、うわまずそー、、ハーゲン○ッツ食べたい、、ん?あれ?僕が見えてる?」


 魔族は僕と目を合わせた

 「「怠惰」のやつ〜!適当に魔法かけたなー!バレてるじゃん!」


 別に魔族はそこらにいる、驚くことではない、今一番驚いているのはこの聖王国にいるということだ


 僕の妻 ラズリーが聖王国に貼った結界は魔王軍の幹部クラスより下は一瞬で中に入った瞬間蒸発する。しかもマフィアや蛮族の対策として聖騎士の衛兵が門にひっついているんだぞ、、


 「お前、、どうやってこの国に入った?」

 目の前の魔族はさぞ当たり前のように笑い答える


 「普通に結界をぶっ壊しただけだけど?」

 僕は聖剣を引き抜いて目の前の魔族を切り裂いた

 手応えが全くない、、


 「お、中々の腕前、じゃ!やろっか!」

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