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97. パン種の警告   場所:ガリラヤのマガダン付近、ガリラヤ湖

•凡例•


( )囲み ──訳者または編集者によるより理解しやすくするための補助、本文と一緒に読んでかまわない


[ ]囲み ──訳者または編集者による語句の定義をより明確にする説明


『 』囲み ──旧約聖書または会話の中の引用

 ところが、弟子たちはパンを持って来るのを忘れたので、舟にはたった一つしかパンがなかった。その時、イェシュアは弟子たちに、「心して、パリサイ人やサドカイ人のパン(だね)、そしてヘロデ(王)のパン種に用心(ようじん)せよ」と言われた。弟子たちは(その意味がわからず、)互いにひそひそと、「これはわたしたちがパンを持って来なかったからだ」と言い合っていた。イェシュアはそれに気付いて言われた、「信頼の小さい者たち!なぜパンのないことをひそひそ言い合いするのか?まだわからないのか、(さと)らないのか?心が(かたく)なになってしまったのか?目があっても見えず、耳があっても聞こえないのか?わたしが五つのパンを五千人に分けた時のことを(おぼ)えていないのか?(ひろ)ったパン(くず)は、いくつの(かご)がいっぱいになったか?」「十二」と弟子たちが答えた。「七つのパンを四千人に分けた時には、拾ったパン屑はいくつの籠がいっぱいなったか?「七つ」と答えると、「それなのに、どうしてわたしがパンのことを言ったのではないことをわからないのか?ただ、((ゆが)みに膨張(ぼうちょう)する)パリサイ人やサドカイ人(やヘロデ王)のパン(だね)に用心せよ」とイェシュアは言われた。そのやっと、弟子たちは、イェシュアがパン種のことではなく、パリサイ人やサドカイ人との教え(、そしてヘロデの権力欲(けんりょくよく)(もと)づく価値観(かちかん))に用心せよ、と言われたことを悟った。

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