73. 天主による統治の譬え: 芥子種の譬え、パン種の譬え
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イェシュアは(続けて)また別の譬えを言われた、「天主による統治を何にたとえようか?どんな譬えで表わそうか?天による統治は一粒の芥子種に似ている。ある人がそれを畑に蒔いた。地に蒔かれる時には、地上のあらゆる種の中で一番小さいが、蒔かれると、伸びてきてすべての野菜の中で一番大きくなり、大きな枝を出して、木となって、空の鳥が来てその枝の陰に巣を作れるようになるのである。」
またほかの譬えを彼らに語られた、「天主による統治はパン種に似ている。ある女がそれを三サトン[二十二キログラム]の粉の中に隠して混ぜたところ、ついに全体が発酵して膨らんだ。」
このように、イェシュアは聞く人々の力に応じて、多くの譬えをもって群衆に語り、譬えを使わずには何も語られなかった。しかし、弟子たちには、人のいない時に何もかも説明された。それは、預言者をもって言われた言葉が成就するためであった。
『わたしは口を開いて譬えにて語り、
世の始めから隠されていたことを打ち明けよう。』




