60. ナインのやもめの息子 場所:ガリラヤのナイン
•凡例•
( )囲み ── 訳者または編集者によるより理解しやすくするための補助、本文と一緒に読んでかまわない
[ ]囲み ── 訳者または編集者による語句の定義をより明確にする説明
『 』囲み ── 旧約聖書または会話の中の引用
その後で、イェシュアはナインという町に行かれた。弟子たちおよび多くの群衆も一緒に行った。町の門の近くに来られると、ちょうど、ある母親の一人息子が死んで、(棺が)担ぎ出されるところであった。その母は寡婦で、大勢の町の人が彼女に付き添っていた。
イェシュアは彼女を見て内臓が痛むほどの強い思いに駆られ、「そんなに泣くでない」と言われた。そして、近寄って棺に手をかけられると、担いでいる者は立ち止まった。イェシュアは「若者よ、あなたに言う、起きよ!」と言われた。すると、死人が起き上がって物を言い出した。イェシュアは(すぐに)息子をその母に渡された。
人々は皆恐れを抱き、「大預言者がわたしたちの間に現われた!」とか、「天主はその民を心にかけてくださった!」とか言って、天主をほめたたえた。イェシュアについてのこの評判は、ユダヤ(人の国)全体とその周囲いたる所に広まった。




