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55. 山の平地の教え 8: 人を裁くな

•凡例•


( )囲み ── 訳者または編集者によるより理解しやすくするための補助、本文と一緒に読んでかまわない


[ ]囲み ── 訳者または編集者による語句の定義をより明確にする説明


『 』囲み ── 旧約聖書または会話の中の引用

 (人を)(さば)くな、そうすれば(天主に)裁かれない。(人を)罪[的外れ]に落とすな、そうすれば罪[的外れ]に落とされない。(人を)裁く裁きで、あなたたちも裁かれ、(人を)(はか)る量りで、あなたたちも量られるからだ。(ゆる)してやれ、必ず(天主に)赦される。与えよ、必ず与えられる。(天主を通して)人々は、(ます)に押し込み、ゆすり入れ、(あふ)れるほどにその(はか)り(の中身)を良くして、あなたたちの(ふところ)に入れていただけるであろう。なぜなら、あなたたちが(人を)(はか)るその量りで、あなたたちも量り返されるからである。」

 (それ(ゆえ)、)イェシュアはなお(たと)えを一つ話された、「盲人(もうじん)に盲人の手引(てび)きができようか?二人とも穴に落ち込んでしまわないだろうか?(だから、あなたたちは誰に耳を(かたむ)けるのかを用心(ようじん)せよ。)弟子は()以上になれない。立派に一人前(いちにんまえ)になっても、(たかだか)師のようになるだけである。

 なぜあなたは、仲間の目にある(ちり)が見えながら、自分の目に(はり)があるのに気付かないのか?また、どうして仲間に向かって、『あなたの目の(ちり)を取らせてくれ』と言うのか?そら、自分の目に(はり)があるではないか?偽善者(ぎぜんしゃ)!まず自分の目の(はり)を取って()けよ。そうすれば、はっきり見えた上で、仲間の目の(ちり)を(取ってやれるなら、)取ってやったらよかろう。(はっきり見えてこそ、()い判断ができるであろう。)

 (ただし、)神聖(しんせい)なものを犬[野犬(やけん)]にやるな。また真珠(しんじゅ)を豚に投げてやるな。彼らはそれを足で()みつけ、()(なお)ってあなたたちを()()くかも知れない。

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