39. 税金取りマタイ 場所:カペルナウム
•凡例•
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『 』囲み ── 旧約聖書または会話の中の引用
その後、イェシュアはまた湖のほとりに出てゆかれた。群衆が皆、彼のそばに集まって来たので、イェシュアは彼らを教えられた。そして、通りがかりに、アルパヨの子マタイが税務所に座っているのを見て、「わたしについて来なさい」と言われると、彼は何もかも捨てて立ち上がり、イェシュアに従った。
さて、マタイがイェシュアのために自分の家で大宴会を催すと、多くの税金取り[ローマ帝国のために税金を徴収するユダヤ人で、過剰な徴収や不正行為により同胞から嫌われ、社会的に疎外された存在]や罪人[的外れ者]も、イェシュアや弟子たちと共に食卓に着いていた。イェシュアの後について来たそのような者たちは、実に大勢いたのである。パリサイ人と聖書学者たちは、イェシュアが罪人[的外れ者]や税金取りと一緒に食事をされるのを見て、弟子たちにつぶやき始めた、「なぜ、あの人は税金取りや罪人[的外れ者]と一緒に食事をするのか?」
イェシュアはこれを聞いて、彼らに言われた、「健康な者に医者はいらない、医者がいるのは病人だ。『わたしが望むのは憐れみであって、犠牲ではない』という(天主の言葉の)意味を、行って勉強したがよかろう。わたしは義しい人を呼びに来たのではない、罪人[的外れ者]を呼びに来たのだ。」




