20. カナの婚礼 場所:ヨルダン川の向こうのベタニヤ、ガリラヤのカナ
•凡例•
( )囲み ── 訳者または編集者によるより理解しやすくするための補助、本文と一緒に読んでかまわない
[ ]囲み ── 訳者または編集者による語句の定義をより明確にする説明
『 』囲み ── 旧約聖書または会話の中の引用
それから三日目に、ガリラヤのカナに婚礼があって、イェシュアの母がそこにいた。イェシュアも(新しい)弟子たちと婚礼に招かれた。すると宴会の最中に葡萄酒が足りなくなってしまったので、イェシュアの母が彼に言った、「(彼らの)葡萄酒がなくなりました。」イェシュアが言われた、「母上、それがわたしとあなたとに何の関係があるのでしょうか?わたしの(栄光を示す)時はまだ来ておりません。」しかし、彼の母は召使いたちに、「何でも彼の言うとおりにしてください」と言った。
さて、そこには、ユダヤ人の清めの(儀式の)ために、石の水瓶が六つ置いてあった。いずれも二、三メトレテス[八十から百二十リットル]入りであった。イェシュアは召使いたちに、「水瓶に水をいっぱい入れよ」と言われたので、彼らは水瓶の口までいっぱい入れた。そこで、イェシュアは彼らに言われた、「さあ、汲んで、宴会長に持ってゆけ。」彼らは持ってゆき、宴で会長がその水をなめてみると、葡萄酒になっていた。宴会長はそれがどこから来たのかわからなかったが、水を汲んだ召使いたちは知っていた。そして、彼は花婿を呼んで言った、「誰でも初めに良い葡萄酒を出し、酔いが回ったところに悪いのを出すのに、あなたは、よくも今まで良い葡萄酒を取っておいたものだ。」
イェシュアはこの最初の徴[奇跡]をガリラヤのカナで行って、(天主の子たる)その栄光を現わされた。そして、イェシュアの弟子たちは(より一層)彼を信じた。




