17. ヨハネの証言 場所:ヨルダン川の向こうのベタニヤ
•凡例•
( )囲み ──訳者または編集者によるより理解しやすくするための補助、本文と一緒に読んでかまわない
[ ]囲み ──訳者または編集者による語句の定義をより明確にする説明
『 』囲み ──旧約聖書または会話の中の引用
さて、ヨハネはイェシュアのことを証言して、(このように)叫んで言った、「『わたしの後から来られる方は、わたしよりも偉い方である。わたしよりも前から、(世の始めから)おられたのだから』とわたしが言ったのは、この方のことである。」
(それで、)パリサイ人がエルサレムから祭司とレビ人とをヨハネの所に使いに遣って、「あなたは誰ですか?」と尋ねさせた。その時、ヨハネは正直に公言して隠そうとせず、「わたしは救世主ではない」と言った。「それでは、いったい何者なのですか?(預言者)エリヤ(の再来)ですか?」と尋ねると、ヨハネは、「そうではない」と言った。「(この時代の終わりに来る)あの預言者ですか?」「違う」と答えた。すると彼らはヨハネに言った、「では誰ですか?(言ってください!)わたしたちをよこした人たちに返事をしなければなりませんから。あなたは自分を何だと言われるのですか?」ヨハネが言った、「わたしは、預言者イザヤが『荒野に叫ぶ者の声は響く、ヤハウェ[天主]の道をまっすぐにせよ』と言ったあの声だ。」すると、彼らはしつこく尋ねた、「救世主でも、エリヤでも、あの預言者でもないなら、なぜ、(何の権威で)お水浸しをするのですか?」ヨハネが答えた、「わたしはお水浸しをしているが、君たちの真ん中に君たちの知らない人が立っておられる。彼がわたしの後から来られる方で、わたしはその方の靴の紐を解く資格もない。」
これはヨルダン川の向こうのベタニヤでの出来事で、ヨハネはそこにいて、お水浸しをしていたのである。
あくる日、ヨハネはイェシュアが自分の方に来られるのを見て言った、「そら、あれが世の罪[的外れ]を取り除く天主の小羊だ!『わたしの後から一人の人が来られる。わたしよりも偉い方である。わたしよりも前からおられたのだから』とわたしが言ったのは、この方のことだ。(最初)わたしはあの方が(救世主だと)わからなかった。しかし、わたしはあの方 (がそれであること) をイスラエルの民に知らせるため、わたしはお水浸しをしに来たのだ。」
ヨハネはまたこう言って証言した、「わたしは、お水を浸らせると、天主の霊が鳩のように天から下って来て、あの方の上に留まるのを見た。最初、わたしはあの方がわからなかった。しかし、お水浸しをさせるためにわたしを遣わされた方(天主)が、わたしに言われた、『天主の霊が下って来て、ある人の上に留まるのを見たら、その人こそが天の尊い霊[聖霊]の中に浸らせてくださる人である』と。わたしはそれを見た。それで、その方が天主の子であると証言しているのだ。」




