121. 宮での教え2: この世に属する人たちの無知
•凡例•
( )囲み ──訳者または編集者によるより理解しやすくするための補助、本文と一緒に読んでかまわない
[ ]囲み ──訳者または編集者による語句の定義をより明確にする説明
『 』囲み ──旧約聖書または会話の中の引用
すると、イェシュアは再び彼らに言われた、「わたしはわたしを遣わされた方[天の父上]の所に行く。(その時)あなたたちはわたしを探すが、(もはや会うことができず、)自分の罪[的外れ]のうちに死ぬであろう。わたしの行く所に、あなたたちは来ることができない(からだ)。」ユダヤ人たちが言った、「『わたしの行く所に、あなたたちは来ることはできない』と言うが、まさか自殺するつもりではあるまいか?」イェシュアは彼らに言われた、「あなたたちは下からの者であるが、わたしは上からの者である。(つまり、)あなたたちは(罪[的外れ]の)この世に属しているが、わたしはこの世に属してはいない。だから『あなたたちは自分の罪[的外れ]のうちに死ぬであろう』と言ったのだ。あなたたちは、『わたしはある』[旧約聖書からの表現で、イェシュアが救世主であることを暗示している]ことを信じなければ、自分の罪[的外れ]のうちに死ぬからだ。」すると彼らが言った、「お前は、いったい何者か?」イェシュアが言われた、「いったい今さらあなたたちに何を言おうか?あなたたちについて言うべきこと、裁くべきことがたくさんあるにはある(が、言っても何の役にも立つまい)。それでも、わたしを遣わされた方[天の父上]は真実であるから、わたしもその方から聞いたことを、この世に語らないわけにゆかない。(あなたたちがわかってもわからなくても。)」彼らは、イェシュアが(天主なる)父上のことを話しておられることをわからなかった。そこで、イェシュアが言われた、「あなたたちは人の子を(十字架に)挙げた時に初めて、『わたしはある』こと、また、わたしが自分では何もせず、ただ父上に教えられたままを語っていることを知るであろう。わたしを遣わされた方[天の父上]はわたしと一緒におる。わたしがいつもその方の意志に適うことをするので、わたしを独りぼっちにされたことはない。」
イェシュアはこれらのことを話されると、多くの人が彼に心を寄せた。




