119. 姦淫の女 場所:エルサレム(宮)
•凡例•
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[ ]囲み ──訳者または編集者による語句の定義をより明確にする説明
『 』囲み ──旧約聖書または会話の中の引用
次の朝早く、イェシュアはまた宮に行かれた。すると、人々が皆、イェシュアの所に集まって来たので、彼は座って教えておられた。そこへ聖書学者とパリサイ人とが、姦淫の現行犯で押えられた女を連れて来た。彼女をみんなの真ん中に立たせて、イェシュアに言った、「師よ、この女は姦淫の現場を押えられたのです。モーセは律法で、このような女を石で打ち殺すように命じていますが、あなたは何と言われますか?」彼らがこう言ったのは、イェシュアを試して、訴え出る口実を見つけるためであった。イェシュアは身をかがめて、黙って指で地の上に何か書き始められた。しかし、彼らがしつこく尋ね続けていると、イェシュアは身を起こして言われた、「あなたたちの中で罪[的外れ](を犯したこと)のない者が、まずこの女に石を投げつけよ。」そしてまた身をかがめて、地の上に何か書いておられた。これを聞くと、彼らは皆(良心に責められ、)老人を始めとして、一人また一人と去って行って、(最後に)ただイェシュアと、真ん中に立ったままの女とが残った。イェシュアは身を起こして彼女に言われた、「女よ。あの人たちはどこにおるのか?誰もあなたを罰しなかったのか?」「ご主人よ、誰も」と女が答えた。イェシュアが言われた、「わたしも罰しない。お帰り、今からはもう罪[的外れ]に陥らないように。」




