118. 仮庵の祭り:イェシュアと天主の霊 場所:エルサレム(宮)、オリーブ山
•凡例•
( )囲み ──訳者または編集者によるより理解しやすくするための補助、本文と一緒に読んでかまわない
[ ]囲み ──訳者または編集者による語句の定義をより明確にする説明
『 』囲み ──旧約聖書または会話の中の引用
さて、祭りの盛大な最終日に、イェシュアは立って叫ばれた、「渇いている人は誰でも、わたしの所に来て、(いつでも)飲むがよい!わたしを信頼する者は、聖書が言っているとおりに、その人のお腹から、生きている水が川々となって流れ出ることになるであろう。」──これは、彼を信頼する者が受けるべき天主の霊のことを言われたのである。イェシュアは(その時)まだ栄光を受けておられなかった[まだ天主の所に戻られなかった]ため、天主の霊がまだなかったのである。(イェシュアが「ことになるであろう」と言われたのはそのためである。)
この言葉を聞いて、群衆のうちのある者は、「確かにこの人は(この時代の終わりに来る)あの預言者だ」と言い、他の者は、「この人は救世主だ!」と言った。また、ある者は(反対して、)こう言った、「それにしても、ガリラヤから救世主が出るとでも言うのか?救世主はダビデの末から、ダビデの住んでいた村ベツレヘムから出ると聖書が言っているではないか?」そこで群衆の間に、イェシュアのことで意見が分かれた。その中には彼を捕らえようと思う者もあったが、手をかける者はなかった。
やがて下役らが(手ぶらで)帰って来ると、大祭司連とパリサイ人とが言った、「なぜあれを引いて来なかったか?」下役らが答えた、「あのように語る人は、いまだかつてありません!」するとパリサイ人が答えた、「まさか君たちまでが迷わされたのではあるまいな!(最高法院の)役人かパリサイ人のうちに、あれを信じた者が一人でもあるというのか?(信じたのは民衆だけだ。)律法[聖書]を知らないあんな民衆は、呪われるがいい!」そのうちの一人で、前に(夜ひそかに)イェシュアの所に来たニコデモ[23参照]が、彼らに向かって言った、「我々の律法では、まず本人の言い分を聞き、その人が何をしたかを知った上でなければ、罰しないことになっているではないか?」彼らはニコデモに答えて言った、「あなたも(卑しい)ガリラヤの出なのか?(そうではあるまいに!)(聖書をよく)調べてごらんなさい!ガリラヤからは(モーセのような偉大な)預言者が現われないことがわかろう。」
そして、人々はそれぞれ家に帰った。しかし、イェシュアはオリーブ山に行かれた。




