114. 10人の癩病人 場所:ガリラヤに近いサマリア
•凡例•
( )囲み ──訳者または編集者によるより理解しやすくするための補助、本文と一緒に読んでかまわない
[ ]囲み ──訳者または編集者による語句の定義をより明確にする説明
『 』囲み ──旧約聖書または会話の中の引用
さて、イェシュアは、エルサレムへ進んで行って、サマリアとガリラヤとの境を通られた。ある村に入ると、十人の癩病人[皮膚や体の外側の神経に異常が起きる慢性の感染症にかかり、当時は不浄と見なされて社会から隔離された者]に出会われた。彼らは(規則どおりに)遠くの方で立ち止まったまま、声を張り上げて、「師イェシュアよ!どうぞお慈悲を!」と言った。イェシュアはそれを見て、彼らに言われた、「(エルサレムの宮に)行って、体を祭司たちに見せよ!」すると彼らが行く途中で、(皆いつの間にか体が)清まった。ところが、そのうちの一人は自分が治ったのを見ると、大声で天主を讃美しながら帰って来て、イェシュアの足下にひれ伏してお礼を言った。その人はサマリア人であった。そこで、イェシュアは言われた、「清められたのは十人ではなかったか?あの九人はどこにおるか?(九人のユダヤ人のうちに)天主に讃美をささげるために帰って来た者は、この他国人一人のほかには誰もないのか?」それから、彼に言われた、「さあ立ち上がって、(全快したことを世間に証明してもらうため、祭司たちの所に)行きなさい。あなたの信頼があなたを治したのだ。」




