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113. ガリラヤからユダヤへ 場所:カペルナウム、サマリア
•凡例•
( )囲み ──訳者または編集者によるより理解しやすくするための補助、本文と一緒に読んでかまわない
[ ]囲み ──訳者または編集者による語句の定義をより明確にする説明
『 』囲み ──旧約聖書または会話の中の引用
(いよいよ)イェシュアの(天に)上げられる日が迫ったので、彼自身は毅然としてその顔をエルサレムへ向けて進もうとされた。だが公然とではなく、いわばこっそりと行こうと考えられた。そして、自分の行く先々に使いを遣わされた。彼らが出かけて行って、イェシュアのために宿の用意をしようとしてサマリア人[異邦人と古代イスラエル人との混血によって生まれた民族集団、ユダヤ人から軽蔑され、互いに強い対立や差別があった]の村に入った。ところが、イェシュアが顔をエルサレムへ向けて進んでおられるので、村人たちは承知しなかった。これを聞いた弟子のヤコブとヨハネは(憤慨して)言った、「主よ、(預言者エリヤのように)天から火を呼び下して、あの奴らを焼き尽くしてしまいましょうか?」しかし、イェシュアは振り向いて二人を叱り、そして言われた、「あなたたちは自分がどのような霊であるか、わかっていない。人の子が来たのは、人の命を滅ぼすためではなく、解放して救うためである。」そして、彼らは別の村へと赴いた。




