112. 兄弟たちのアドバイス 場所:カペルナウム
•凡例•
( )囲み ──訳者または編集者によるより理解しやすくするための補助、本文と一緒に読んでかまわない
[ ]囲み ──訳者または編集者による語句の定義をより明確にする説明
『 』囲み ──旧約聖書または会話の中の引用
さて、ユダヤ人の仮庵の祭り[ユダヤ人の三大祝祭の一つで、秋の収穫感謝祭として七日間行われ、古代エジプト脱出時の荒野での仮小屋生活を記念する祭り]が近くなると、イェシュアの兄弟たちが(やって来てイェシュアに)言った、「ここから移ってユダヤに行き、(今ここで)している業を(そこの)弟子たちにも見せたらどうか。世に認められようとする者が、隠れた所で行動することはあるまい。こんな(偉い)ことをしているのだったら、(都に行って、)自分を世間に現わしたらどうか。」というのも、イェシュアの兄弟たちも彼を信じなかったからである。(彼らはイェシュアが説いている天主による統治がこの世のものでないことを知らなかった。)そこで、イェシュアは兄弟たちに言われた、「わたしの(世に現われる)時はまだ来ていない。だが、あなたたちの時はいつでも準備ができている。(自分の都合でいつでもあなたたちがしたいようにできるのだから。)この世はあなたたちを憎むことはできないが、わたしを憎む。わたしはこの世のすることを悪いとはっきり言うからだ。あなたたちは祭りに上ったらよかろう。わたしは(まだ)この祭りには上らない。わたしの時はまだ満ちていないからだ。」イェシュアはこう言って(しばらく)ガリラヤに留まっておられた。




