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105. 宮の税金 場所:カペルナウム
•凡例•
( )囲み ──訳者または編集者によるより理解しやすくするための補助、本文と一緒に読んでかまわない
[ ]囲み ──訳者または編集者による語句の定義をより明確にする説明
『 』囲み ──旧約聖書または会話の中の引用
さて、彼らがカペルナウムに着いた途端、宮の税金の取立て人がペテロの所に来て言った、「あなたたちの師は二ドラクマ[古代ギリシアの主要銀貨、一ドラクマ=労働者の一日分の労賃]の税金を納めないのか?」ペテロが「もちろん、お納めになる」と言った。そして、ペテロが(イェシュアの)家に入って行くと、先にイェシュアの方からこう言い出された、「シモン(・ペテロ)、どう思うか?この世の王たちは通行税や人頭税を誰から取るだろうか?自分の子供たちだろうか、それとも余所の人からだろうか?」ペテロが「余所の人から」と答えた。イェシュアは言われた、「それでは、(天主の)子供たちは自由なのだ。(納める義務はない。)しかし、人々をつまずかせない[疑わせない]ため、湖に出かけて行って釣り針を垂れよ。最初に釣れた魚を取って口を開けると、スタテル銀貨[古代ギリシアの硬貨、一スタテル銀貨=四ドラクマ]が一つ見つけるから。それを取って、わたしとあなたの分として取立て人に渡すがよい。」




