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影魔法使いの冒険者  作者: 日没です
1章 火の国の逃亡者
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5話 怒りの兵士と偽装工作

「おらああああ!くそったれええええ!待ちやがれええええええ!」

「殺す絶対殺す死んでも殺してやる」

「俺の金ええええええ」


翌日から俺が容赦しなくなった事で、兵士の俺に対する殺意はかなり上がってしまった。でもまあオッサンに警告はしたから聞かなかった奴らが悪いと開き直って今日も元気にパン一にしていく俺。あれから数日経った。いまだに諦めてくれないが、ようやく鎧の方は底が付いたみたいで、最近は服だけで俺を追いかけてくる。1回開き直って全裸に靴だけで追っかけてくる変態もいたが、影魔法で股間を強打してやった次の日からはそんな変態は出てこなくなった。ハンターさんはあれ以来俺を追っかけてはこない。兵士が俺を見失った時だけ呼び出されるみたいで、俺の痕跡が消えた所まで兵士を案内するとすぐにその場から離れてしまう。兵士と違って学習能力と警戒心がかなり高い。




今後の事について最近は考えているが、兵士達はあの様子から諦める事はなさそうだ。このまま国外まで逃げてもあの様子なら追いかけられ続けそうだ。それは嫌なので何とか俺が死んだとオッサン達に勘違いさせる事が出来ないか考えている。


まずは死体がなくても俺が死んだとオッサン達に勘違いさせる事だが、これは魔物を使えば何とかなるんじゃないかと考えている。魔物と戦闘があった痕跡を残して俺の制服の上着だけでも残しておけば、魔物に食われたか、巣まで運ばれたと勘違いしてくれるんじゃないかと思っている。結構雑な作戦だけど取り合えずやって見よう。失敗したらその時はまた考えよう。


次に戦闘があった場所から痕跡を残さずに移動する方法だが、戦闘があった場所から俺が移動した痕跡があれば絶対にハンターに気付かれて、俺が生きている事がバレてしまう。逆に戦闘のあった場所から俺が移動した痕跡が無ければ俺が死んだと思わせる事が出来る。で、その方法は結構簡単に解決した。影魔法で影に潜って移動出来ることに気付いてしまったのだ。色々検証した結果、収納する事を考えていると影に入らないが、移動を考えながらだと影に潜れるようだ、理由は良く分からん。但し別の影に瞬間移動できる訳でなくて自分で影に潜って移動する必要がある。しかも潜っている間は影を自在に動かす事は出来ないし、影の中で俺から離れると影から弾き出されてしまう事も分かった。


こうして「俺死んだ作戦」を実行に移す為、最近は兵士から装備を『収納』しながらもマップを確認しつつ魔物を探している。1回だけ見たゴブリンの死骸から出来ればゴブリン4体以上の群れがいいんだけど、なかなか見つからない。4体以上の理由はゴブリンの大きさからして戦闘に慣れていない俺が殺されても違和感ないかなって事と4体なら死体が痕跡もなく無くなっていても持ち上げられて運ばれたと勘違いして貰えると思ったからだ。そう考えていたがさすがに3日以上経過しても見つからないので、もう少し森の奥に入っていく事に決める。今までマップの最大縮小では必ず街道が入っている距離までしか離れた事が無かったが、今回はそれ以上離れて森の奥に向かう。森の奥に向かうと赤い三角がどんどん増えてくるが、俺は目的の群れが見つかるまでは戦闘をせずに隠れてやり過ごし、2時間程森の奥まで移動した所で、ついに4匹以上の群れを見つけた。


赤い三角が1,2、・・・5か。丁度いいな、よし!作戦開始・・・の前に偵察だ。俺はゆっくりと群れに近づいて様子を伺う。


あれ?あのゴブリン1匹だけくっそでかいけど、俺の倍ぐらいでかいな?お供の4匹のゴブリンは俺の胸ぐらいの大きさだと思うけど、あのでかいの大人のゴブリンなのかな?大人ゴブリンは、こん棒っていうか丸太だな手に持ってるの。あんなん振り回せるのかヤベえな。お供は弓1に短剣3か。まあゴブリンだし何とかなるだろ。影ちゃん仕事だよ~。


様子を伺いながらゆっくりと影を広げていく。ゴブリン全員に影を届かせて捕縛しようとした瞬間。


「ガ?」

「グオ?」


はい、捕縛。よし、大人ゴブリンも動けないみたいだ。っていうかこいつら捕縛直前で気付いたよな?兵士より魔物の方が勘がいいのかな?まあいいか。さて、どいつと闘うかな、大人ゴブリンいけるかな?影魔法で捕縛できるぐらいだし、俺より弱いでしょ。よしこいつだけ解除。


「ガ?」


捕縛を解除した大人ゴブリンはすぐに状況を把握できないのか困惑した表情を浮かべて周りをキョロキョロしている。離れた所で片手剣を構えてしばらく待っている俺。いい加減こっちに気付けよと思いながら、オッサンから貰った?投げナイフを大人ゴブリンに向かって投げつけると、的がでかいから簡単に腹の辺りに突き刺さった。


自分の腹に突き刺さった投げナイフを見て顔を上げるとナイフを投げたのが俺だと分かったのか怒りの表情に変わる。


「グオオオオオオオオオオオオオオ」


そうしてでかい声を上げながら、こっちに走って向かってくるかと思ったら、手に持っていた丸太を俺に向かって投げつけてきた。予想と違う行動に俺は慌てて横に走って回避する。


うおおおお。ヤバい!装備回収忘れてた。タンマ!タイム!待て!こいつあかん!開幕丸太投げつけてくる奴なんて勝てるわけない。捕縛!


すぐに大人ゴブリンを影で捕縛して動きを止める。たった数秒の事だが、丸太が突き刺さっているわ、大人ゴブリンはこっちに向かってくる時に目の前の木はなぎ倒しているわ、で辺りはすごい事になっている。


ヤバい。大人ゴブリンヤバい。こいつでこれだけって子供ゴブリンの強さも甘くみない方がいいな。・・・・『収納』よし!こっちは武器アリだけど卑怯とは思うなよ。解除。


ゴブリンどもから装備を全て回収して、俺は片手剣を構えて1匹のゴブリンの捕縛を解除すると、大人ゴブリンと同じように状況が把握できずにキョロキョロするゴブリン。俺は同じように投げナイフを投げつけると今度は腕に刺さった。そこで俺に気付いたゴブリンは弓を構える仕草を見せたが当然装備は全て奪っているので、あるはずのものが無くなっているゴブリンは再び困惑して隙だらけだ。


「おらああああ!」


その隙を見逃さず俺は覚悟を決めて声を上げて切りかかるが当然訓練もしていないのでナイフが刺さった方とは逆の腕を浅く斬っただけだった。それでもゴブリンが怒るには十分だったみたいで、俺に襲い掛かってくる。ただ、さっきの大人ゴブリンみたいに出鱈目な強さではなかったので、俺はそれを何とか躱しながら片手剣を出鱈目に振り回すと、いくつか掠めて切り傷を付ける事ができた。だけどそれが限界、すぐに体力が尽きてこれ以上やるとゴブリンに負けそうなので再び影でゴブリンを捕縛して地面に腰を下ろす。


「はぁ。はぁ。疲れたー。・・・俺って弱えなあ。体力ももう少しつけないと。はぁ。はぁ。」


今まで日本で暮らしてきて殺し合いとは無縁の生活を送ってきたので、戦闘力は無いのは分かっていたが、ここまでダメダメだとは思わなかった。そうして一人で反省会をしていると、魔物が3匹こちらに向かってきているのが見えたので、制服の上着だけさっきのゴブリンの影にかけて『自室』に戻った。戻ると捕縛が解除されるので、魔物達が一斉に動き始めるが、俺の姿が無い事に困惑しているのか辺りをウロウロしている。10分程ウロついた後、合流した3匹と共に森の奥に帰って行ったのを確認して俺は『自室』から外に出て周囲を確認すると、大人ゴブリンのせいで大規模な戦闘があった事が素人の俺にも分かる程、荒れていた。俺の制服は思った通り、八つ当たりされたのかボロボロにされている事を確認してハンターが追ってくるのを待つ。そこから約1時間程待つとハンターらしき人が近づいてきている事が分かったので、俺はさっきまで使っていた片手剣をその辺に投げ捨ててから草むらに移動して『影移動』で影の中に潜む。すぐにハンターがやってくると、この辺りの惨状を見て絶句しているのが見える。ああ、影に潜っていると見上げれば上の様子が見えて声も聞こえるんだ。




「・・・こ、これは・・・あ、あの、足跡は・・・クッ!」


それだけ言うとハンターさんは腰を屈めてかなり周囲を警戒しながらゆっくりその場を離れていった。


??


俺は何が何か良く分かっていない。折角偽装工作したんだから制服に気付いて欲しかったな。とか考えていると10分程で今度はハンターが2人で戻ってきた。


「・・・こ、これは・・・」


最初の人と同じ反応するが、最初のハンターは気にせず周囲を警戒しながらウロウロする。


「おい、この剣って、お前の奴じゃないか?」


最初に来たハンターが未だに固まっているハンターに俺が捨てた片手剣を見せながら質問する。


「うん?ああ!そうだこれ俺のだよ。何でこんなところに。」

「恐らくここで戦闘になったんだろうよ。それであのガキお前から奪った片手剣で戦ったけどやられたんだろうよ。ほら、見てみろ、あいつの服が落ちてる。」


そう言って俺の制服を回収する。


「でもよお、死体がねえぞ?また逃げたんじゃないか」

「いや、この先に痕跡は見当たらない。っていうかオーガ1とゴブリン4、ウルフ系3だぞ。俺たちでも無理なのにあのガキが逃げられる訳ないだろ。」

「まあそうだな。ウルフ系がいたなら一人で逃げ切るのは無理だな。死体が無いのはオーガが巣まで持って帰ったって所か。」

「多分そうだな。あいつの死体はオーガが全部食うから残らねえな。どうする?取り合えず戻って報告するか?」

「そうだな。クロウの奴が呼びに行ったし、もう近くまで来てるだろうけど、合流して報告だな。・・・はあ~ようやく終わりだよ。今回大赤字だよ、まったく、国からの依頼だから報酬は良かったんだけどな、まさか装備全部盗られるとはな。」

「そういえば、盗られた装備その片手剣だけだな?他のはどうしたんだ?『魔法鞄』どっかに落ちてねえか?」

「見当たらねえな。オーガが持って行ったんじゃないか」

「マジかよ!くそ!あのガキ死ぬなら盗った奴全部返してからくたばれってんだ!」


俺に悪態をつきながらハンター達はその場から離れていった。マップを見ると他の連中も近くまできているのでまたすぐ戻ってくると思い、このまま影に潜んで待つ。


大人ゴブリンじゃなくてオーガっていうのかあれ。なんか死体全部食うとかおっかない事言ってたけど、「俺死んだ作戦」はうまくいきそうだな。






◇◇◇

「そうか、死んだか。ようやく、ようやくだ、あの小僧。・・・だから最初から私の言う通りしておけば苦しませずに殺してやったものを・・・ククク・・・ガハハハッ。死んだ、ようやく死んだ。我が第1騎士団を馬鹿にするからこうなるのだ。ざまあみろ、ガハハハッ。」


俺が死んでオッサンめっちゃ嬉しそうだ。俺、そんな酷い事したか?・・・・してるな。いや、装備盗ったのはオッサン達が殺しにきてるから自業自得だな。俺は悪くねえ。


「それで、これからいかがいたしますか?我々としては依頼はここまでなのですが、オーガがいるのでしたら、巣を見つけるまではしたいと思います。報酬は少し上乗せしてもらいますが。」


ハンターさん大赤字って言ってたもんね。装備全部盗られた後だと少しでも報酬欲しいってのバレバレだね。


「うむ、もう2~3日で装備の予備が届くと思うから、そこからオーガを狩るとするか。それまでは頼むぞ。報酬は当然上乗せして支払おう。」

「ありがとうございます!オーガは単体討伐だとCランクですが、今回は群れてますので冒険者ギルドだとBランククエストになると思います。」

「今回の件、失態続きで私の評価は落ちてしまったが、オーガ討伐で何とか立て直す事が出来ると言いたいのか?」

「はっ!出過ぎた口を聞いてしまいました。申し訳ございません。」

「まあいい、今の俺はあの小僧が死んで機嫌がいい。それよりも装備が届き次第すぐに動くからなそれまでにオーガの巣を見つけておけ。」


ハンターに指示して上機嫌で元来た道に戻っていくオッサン。ハンター達はオーガが進んでいった森の奥の方に行ってしまい、俺は一人になったので、影から現れる。周囲を確認すると、オッサンが向かった方向の遠くに明かりが見えるが、多分オッサンの松明の明かりだろう。ハンターが向かった先は真っ暗で明かりは見えなかったがハンターは夜目が効くんだろう。俺も昼間程ではないが、明かりがなくても不自由なく動けるぐらい夜目が効くので、そのままオッサンの向かった方向に影に潜り移動を開始する。


2時間ぐらいオッサンの後を付けるとようやくマップに街道が見えてきた。オッサン達は街道で集まっているので、そこをオーガ退治の拠点にでもするんだろう。俺はここまでオッサンの後を尾行してきたが、まだ日が昇るまで時間がありそうなので、行ける所まで影に潜って移動する事にした。影移動が解除される時間や距離があるかもしれないので、その調査も兼ねていたのだが、結論から言うと今日の移動だと影移動は解除されなかった。もう少し検証してもいいがもう日が昇ってしまったので明日再検証する事にして、『自室』に戻り寝た。



◇◇◇

起きたら夕方だったので、飯食べたりして準備して外に出るとすでに辺りは暗くなっていた。昨日と同じように俺は影に潜り移動を開始する。途中ゴブリンとニアミスしたが、ゴブリンはジッと俺の方を見ているだけだったが俺を目で追っていたので、気付かれる何かがあるのかもしれない。犬系の魔物は臭いか何かで分かるのか10分程追いかけられた。まあ影にいれば襲われる心配はないけど、追いかけられるのも嫌なので今度からは躱していく事にする。そうして軽くジョギングしながら進んでいると日付が変わる前にマップに街が見えてきた。


街が見えてきたのはいいが、ここで俺は困った事に気付いた。俺が召喚された国が何て名前か知らないし、その隣の国の名前も知らないのだ。オッサンの言い方から国境っぽいのがあると思ってたけど、もしかしたら無い可能性もある。けど結局は情報を集めないといけないので、周囲を警戒しながら影に潜って街に近づく。


あっ。まだこの街国境こえてねえわ。ここまだクソムカつく国だわ。


街に近づくと立っている門番の着ている鎧・・・もうかなり見慣れた鎧を見て、俺はそう確信した。俺の『影収納』に70セット以上は同じ鎧が入っている。俺は回れ右をして森の中に戻っていった。ここで無理に街に潜り込んで俺の存在に気付かれた日には、昨日の偽装工作が無駄になってしまう。せめて街に入るのは別の国に着いてからにしようとたった今決めた。


街に入るのは諦めて俺はまた『影移動』で森をジョギングしながら移動していると、明け方ようやく国境が見えてきた。もう見るからに国境って感じで街道を塞ぐように石作りの砦が立っていて、そこに旅商人っぽい人や馬車、冒険者、旅人みたいな人達が列を作って開門を待っている。更にその向こうには同じような砦が見えるので、そちらが次の国の国境みたいだ。まあ俺は当然無断出国してから隣国に不法入国する予定だ。俺は『影移動』を使えるので簡単だが街道脇の森の中にはこの時間でも結構な数の兵士が見回りしているので普通の人は不法入出国は厳しいだろう。


やった。長かった。召喚されて右も左も分からないのに、いきなり殺されそうになって、そこから約1ヶ月逃げ続けてようやく国境まで逃げる事が出来た。これでもう追っ手を気にしなくて済む。次の街はどうするか・・・色々情報は欲しい。そう言えば日本に帰る方法あるのか?まあ俺を信じてくれない家族の事はどうでもいいし、特に未練もないから無理に帰る方法探さなくてもいいな。ただ、ノブがどうなってるかが気になる。こっちに来てるのか、来てないのか。気にはなるけどあいつなら大丈夫だろうな。それよりも俺はこの世界の常識が全くないからそこから調べていかないとな。


こうして俺は次の国に何とか逃げ延びる事が出来た。流石に一晩中移動を続けて疲れたので、次の国に入った所で『自室』に戻り休む事にした。


逃げ切れた嬉しさとこれからの不安を考えながら俺は眠りについた。夕方目が覚めて軽く準備をしてから『影移動』で走りながら移動すると日付が変わった頃にマップに街が見えてきた。しばらく走ると街の外壁が自分の目でも見る事が出来た。そこから更に近づくと外壁から街への入り口の門は閉じられていて、開門を待っている数人の人や馬車が列を作っていた。そしてその門のすぐ前には門番が立っているのが見える。門番が着ている鎧は俺が奪いまくった鎧とは形が異なっている事が分かると本当に別の国に来たんだと実感した。


やった。本当に長かった。ようやく別の国だ。これからコソコソしなくてもいいんだよな。くっっそ嬉しいぞ。普通に出来るってのがこんなに良い事だとは思わなかった。明日門が開いたら街に入って・・・・入るのにパスポートみたいな何か必要なのかな。それとも今から『影移動』で潜り込むか・・・いや、バレたらまた追われる事になりそうだから、それは勘弁だな。まあ、明日街に入る奴等から色々話を聞いて、街に入るのが難しそうだったら『影移動』で潜り込めばいいか。そうと決まればもう寝るか。逃亡中は昼夜逆転生活してたから元に戻さないといけないしな。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 古き良きなろう感あっていいっすね。 [一言] まだ90万字近くあるので楽しみ。 というか投稿ペースがすごい……。
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