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妖しくとぐろ巻くコブラ

騎士団長で女海賊、レディーコブラの登場です

「やっぱ、俺が代わりに行く。あいつじゃ不安だ!」

 立ち上がるテンダ。

「落ち着いてください。観艦式に出ていた僕やテンダでは、海賊達に気付かれる恐れがありますよ」

 オクサがお茶を啜りながら言う。

「だったらせめて、オリをつけるべきじゃないか!」

 テンダが更に言うが、ヒャクリがオクサの前に茶菓子を置いてから言う。

「そういうわけには、行きません。今回の私達のメインの仕事は、外からの陽動です。その為には、戦闘隊長を不在させる訳には、いきません」

「そっちは、俺がフェローする!」

 熱弁するテンダの後ろにオリが立ち、睨みつける。

「ふざけるな! あたしの仕事を他人に出来るか!」

 暴れるオリとテンダを生暖かい目で見る一同。

「マンカ達が無事に帰ってきてくれれば、良いのですが」

 遠い目をするオクサであった。



 数日前のエースの部屋。

「それじゃあ、あちきが確認する必要があるって事?」

 珍しくオクサと一緒にマンカが呼ばれていた。

『ああ、海賊の間で流通している、人工サイコストーンだが、下手をすると異界の技術が流用されている可能性が高いのだ』

 エースの返事にオクサが真剣な顔で言う。

「サイコストーンが人の手で作れるのですか?」

 マンカが難しい顔をする。

「特殊な触媒があれば可能だけど、でもその触媒をこの世界で手に入れるの難しい筈なんだけどな」

『だからこそ、巳の相談役から、その技術に造詣が深いマンカを指定してきたのだ。向うは、協力の代わりに、関係資料の完全消去の徹底を約束してきた』

 エースの答えにオクサが難しい顔をする。

「よく、巳の騎士団長が了承しましたね?」

 エースも納得しない顔をしながら言う。

『私も正直に言って、信じられないが、絶対の自信を持って、自分の種族名にかけて約束してきた』

 オクサは、信じられないと言う顔をして言う。

「それを違えるとは、思えませんね。解りました。こちらからのメンバーですが、下手に事情を知るものより、新人をつけさせます」

 エースが頷く。

『オクサの判断を信用しよう』



 時を戻し、巳騎士団の旗艦、シャドーコブラの一室、テンダの弟、イレブが大きな溜息を吐いた。

「絶対、貧乏くじを引いたぞ」

 その言葉に、イレブの同期、ミリオが遠くを見ながら言う。

「諦めろ、どうせ俺達は、付け合せなんだから」

 マンカと呑気にカードゲームをしていたスリーナが言う。

「二人とも、士官学校を出たエリートじゃん。一応後輩って事になってるけど、直ぐ上いっちゃうよ」

 呑気な言い様にマンカがカードを抜きながら言う。

「そうそう、きっと良い経験稼ぎの為の配置だよ」

 そこに竜眼を持つ、熟女の竜人、巳騎士団長、ミリ=アルテがやってきて笑顔で言う。

「この任務でドジを踏むようなら、不要だと首を切られるだけだから安心しろ」

「それでも良いかもな」

 イレブの言葉にミリオが嫌そうな顔をする。

「俺は、折角入ったのに、クビにならないぞ!」

 そんなミリオの肩を叩き、ミリが言う。

「良い度胸だ。もしクビになっても、うちで雇ってやるぞ」

 高笑いをしているとマンカが来て言う。

「それにしても凄いですね、このシャドーコブラ。色々チェックしましたけど、シャドーコブラと同一艦と識別出来ませんでしたよ」

 ミリが自信たっぷりに言う。

「当然だ、この船は、今は、女海賊、レディーコブラの海賊船、ブラディーコブラだ! 海賊の中で有名な、高品質のサイコストーンの買い付けに来てるって筋書きだからな」

 イレブが少し汚いものを見る目で言う。

「風の噂じゃ、本当に海賊行為をやってるって話を聞いた事ありますけどね」

 スリーナが手を横に振る。

「それは、無いよ。幾らなんでも十二支騎士団の一つだよ? 海賊なんてやる訳ないよ」

 しかし、ミリはあっさり肯定する。

「本当だぞ、まあ相手は、非合法な取引で私腹肥やす商人や、裏金を使って表の検問に引っかからないようにしている、密輸業者だがな」

 ミリオが真面目な顔をして質問する。

「必要悪って奴ですか?」

 ミリが苦笑をして言う。

「そんな大それたもんじゃない。たんなる汚れ役って奴だ。それより、もう直ぐ目的地に着く。そうしたら、下端って事で働いて貰うぞ」

 頷くマンカ達。



 問題の施設、公式には、廃棄された宇宙ドックの賓客室に、ミリがマンカ達に代価になる物を運ばせて、入る。

「お待ちしておりました、帝国公認の商船まで襲う、怖いもの知らずのレディーコブラ」

 このドックを取り仕切る小太りの男、トロワンが握手を求めてくる。

 ミリは、その手を弾き言う。

「ふざけるなよ、あたいが、易々とお前を信じてると思ってるのか? こっちは、金を用意してあるんだ、下らないお世辞を言っている暇があったら現物を見せろ!」

 ミリの睨みにも、慣れているのかトロワンは、肩を竦めるだけで平然と言う。

「解っています。こちらも御代さえいただければ、問題ありません。これがサンプルです」

 そう言って一つの、サイコストーンを差し出す。

 それを受け取り、無雑作に扱いながらミリが言う。

「そっちも確認しろ。全部の商品を手にした時、この倍を払ってやる」

 トロワンは、マンカ達が持ってきた、代価をチェックする為に、席を外す。

 すると直ぐに、ミリが、手話でマンカに話しかける。

『盗聴されている、このサイコストーンのチェックをして、結果だけを教えてくれ』

 投げ渡されたサイコストーンをマンカがチェックして、不満げな顔をして返し、手話で答える。

『この世界にある天然物とは、違うよ。人工物、詳しい事は、喋るなって言われてる』

 ミリは、その答えにあっさり納得する。

『そうなると、問題は、これを作ってる施設だ。事前の調査で、ある程度は、絞り込めている。後は、辰騎士団の腕の見せ所だな』

 自信たっぷりスリーナが言う。

「大丈夫ですよ、うちは、凄いんだから。こんな海賊なんて……」

 ミリオとイレブが慌てて口を塞ぐのであった。



「時間ですが、変更の連絡は?」

 ヤマタノオロチのブリッチでオクサが告げると、ヒャクリが首を横に振る。

「ありません。このまま予定通りに作戦を進めますか?」

 オクサが頷き、宣言する。

「作戦を開始します」

 その言葉にヒャクリが行動を開始する。

「了解、これより当艦は、第一種戦闘態勢に入ります。各自、緊急安全装置を装備して下さい」

 クルー達が、安全装置を胸につける。

「今回の主目的は、敵を逃亡させる事です。追い詰めすぎず、十三時方向に逃亡させて下さい」

 オクサの言葉にオリがディスプレイを表示させて言う。

『面倒。ヤマタノオロチだったら、全滅させられるだろう?』

 テンダが大きく溜息を吐く。

「お前な、今回の作戦目的を理解してるか? 普通に全滅させたら、問題の人工サイコストーンの資料の行方が解らなくなる可能性がでるだろうが。逃げられると思わせて、その資料を一箇所に集めさせるのが目的なんだよ。それに奴等は、どうせ酉に捕まるしな」

 オリが眉を寄せる。

『どういうこと?』

「事前に情報を流してあるのですよ。今回は、問題の資料を確保するのが最優先ですよ、アポロス戦闘隊長」

 ヒャクリの言葉に、小さく溜息を吐く、オリ。

『了解しましたアポロス副団長』

 通信が切れる。

「偽竜モードから母竜モードに移行して下さい」

 オクサの言葉に答えて、クシナダが立体映像の髭突き眼鏡を外す。

『了解しました。母竜モードに移行します』

 周囲の岩に紛れていたヤマタノオロチが、八つの首を広げた、母竜モードに移行した。



「イエロードラゴンワンからフォーとブルードラゴンワンからフォー出ろ! イエロードラゴンが海賊施設に直接攻撃! ブルードラゴンは、警戒に出ている戦闘機を蹴散らせ。 第二波でブルードラゴンファイブからエイトでて、敵の逃げ道へ誘導。同時にレッドドラゴンワンからフォーも出て、中距離からの牽制だ。 第三波で、グリーンドラゴンワンからエイトが出て、ヤマタノオロチの周囲の警護だ」

 素早く指示を出すオリにパイロットとスタッフ達が答えて、次々に出撃していく。



「いつも不思議に思うんだが、難しいこと考えられるように出来ていないオリが、どうして、戦闘指揮だけは、精確なんだ?」

 テンダの言葉に、ヒャクリが苦笑している間にオクサが答える。

「純粋な経験値から来る、感ですね。最善と思われる布陣が自然と出てくるのでしょう」

 頷くテンダ。

「なるほど、頭でなく、体で覚えてるって訳だな」

『聞こえてるぞ!』

 オリの怒鳴り声を聞きながしながら、ブリッチも次の一手を打つ為に忙しく動いていた。

「続いて、闘竜モードに移行。クサナギの発射準備に入って下さい」

 オクサの言葉にクシナダが立体映像でサイン欄を見せる。

『クサナギの発射には、他騎士団の副団長以上の承認が必要です』

 ヒャクリが頷き、ミリから預かっていた、許可書をリーダーで読み込ませる。

『巳騎士団長、ミリ=アルテにより、現行作戦における、クサナギ発射承認書を確認しました。クサナギ発射準備に入ります』

 ヤマタノオロチが、母竜モードから闘竜モードに移行しながら、主砲クサナギのエネルギーチャージが始まる。

『エネルギー充填百二十%、いつでも撃てます!』

 クシナダの報告にオクサが命令を下す。

「主砲クサナギを、敵ドッグ上部の未稼働部へ、間接ダメージを与える様に撃ってください」

 ヒャクリが、すぐさまオペレータとで、射撃ポイントの調整を行う。

「砲撃ポイントの調整終了、クサナギ撃ちます!」

 ヒャクリの指示に答えて、クサナギが発射された。



 マンカ達が居る場所まで大きな衝撃が襲った。

「本当に大丈夫なのか?」

 イレブの言葉にスリーナが胸を張る。

「うちの射撃精度は、完璧だから、安心して」

 それでも不安な顔をするイレブだったが、ミリオが言う。

「それより、こっからが本番だ、気を引き締めろよ」

 その言葉に頷き、ミリが言う。

「そういう事ね。マンカちゃん、資料を回収に動くと思うけど、何か注意点ある?」

 マンカは、少し躊躇した後、答える。

「出来たら、この人達が使ってる触媒を確認したいです」

 その表情に何かを感じて、ミリが少し難しそうな顔をするが頷く。

「解った。何とかしよう」

 そこにトロワンが駆けて来た。

「騎士団の強襲です。急いで避難して下さい!」

 それに対してミリが余裕たっぷりな態度で言う。

「そうだ、チャンスだな」

 トロワンが怒鳴る。

「何がチャンスだって言うんですか! このドッグには、幾らかかっていると思っているんですか! 折角順調に準備金の回収が出来ていたのに!」

 ミリが男を蕩けさせる笑みを向けて言う。

「その費用を今度は、あたしが出す。騎士団に目を付けられた、こいつ等を裏切ってあたしと組まないか?」

 いきなりの提案に戸惑うトロワン。

「しかし、裏切り者には、死の制裁が……」

 ミリは、その豊満な胸をトロワンの体に押し付けて、耳打つ。

「それも、この襲撃を逃れられたらの話だろ? 予想外の襲撃にろくな戦力も無い。うちの奴等から連絡があった、相手は、あの辰騎士団のヤマタノオロチだ。あんたも聞いた事あるだろう、騎士団の最新艦だ。こんなドッグなんか直ぐに沈められるぞ」

 トロワンは、息を呑む。

「本当ですか? だとしたら、貴女達も危険なのでは?」

 ミリは、妖艶な笑みで答える。

「あたし達がまともに相手すると思うかい? あたしの船には、高性能のステルス機能がある。逃げ切って見せるさ。でも乗せられる人数は、決まっているよ」

 それに合わせる様に再び衝撃が襲ってくる。

 トロワンは、悪魔に魂を売る表情で言う。

「儲けは、山分けですよ」

 ミリが頷く。

「解ってるよ。さあ、その証明を見せてくれ。人工サイコストーンの資料とその開発に必要な材料の元に案内してくれ。出来ればもって行きたい」

 トロワンは、頷き、ミリ達を自分達の生命線である、人工サイコストーン生産場に導く。



「おい、これってどういうことだ!」

 それがイレブの第一声だった。

 ミリオが大きく舌打ちして、トロワンに掴みかかる。

「こんな事が許されると思っているのか!」

 トロワンは、涼しい顔をして言う。

「彼女には、高い契約料を払っているんですよ」

 その中、ミリが冷静にマンカに質問する。

「ある程度は、予測していたって顔だな?」

 マンカが頷く。

「サイコストーンは、あちきの勉強したところでは、魔石で呼ばれる事もあるの。その精製には、強い魔力を持つ生物の体、特に血液が適してると言われてるよ」

「そんなことは、どうでも良いよ! 早く開放してあげてよ、このワイバーンさんを!」

 スリーナがワイバーンを拘束し、血液を抜き出しているカプセルを指差す。

 トロワンが鼻で笑って言う。

「彼女の父親は、かなりのオールドドラゴンで、寿命が尽きかけていたんですよ。その延命の為の費用を貸す代わりに、彼女には、血液の提供をお願いしているのです。立派なギブアンドテイクです」

「ふざけるな!」

 ミリオが拳を振り上げると、流石にトロワンも顔を引き攣らせるが、その腕をミリが掴み止める。

「止めろ」

 静かに告げるミリにミリオが怒鳴る。

「止めないで下さい! こんな屑を見逃せません!」

 ミリは、ミリオの顔を強引に自分に向けさせる。

「私が止めろと言ったのだ、止めろ」

 圧倒的な迫力の前に、ミリオが拳を下ろすが、その拳は、まだ震えていた。

 トロワンが安堵の息を吐く。

「若い奴は、困る。それより資料は全てこれに移しておきました。いざという時の為に用意していたのが役にたちましたね」

 その一言にミリが苦笑する。

「前々から裏切るつもりだったって事だな。良い事を教えてやろう。こっちに来てくれ」

 トロワンが普通に近付く。

「何ですか? あまり時間が無い筈ですよ」

 その顔にミリの本気の拳が決まり、一撃で意識を失わせる。

「裏切り者は、決して報われない」

 ミリは、そう切り捨てると、指を鳴らすと、巳騎士団員が現れて、トロワンの部下達を拘束していく。

「このワイバーン殿を解放し、急ぎ、シャドーコブラにお連れし、治療を開始しろ」

 ミリの指示に答えて、無駄の無い行動を開始する、巳騎士団。

 ミリは、ミリオの傍に行き告げる。

「あんな屑を殴っても、お前の拳が汚れるだけだ。前にも言った筈。汚れ役は、すべてあたし達がやる」

 そういい残し、マンカを連れて問題の資料のチェックを始めた。



「それでそのワイバーン殿は、どうなりましたか?」

 数日後、人気の少ない宇宙ステーションの喫茶店でオクサが、ミリに尋ねた。

「無事、回復した。しかし、その父親の方は、残念ながら余命は、殆ど無い。最後の希望で、ドラゴンロードの一部になる事を希望している」

 大きく息を吐きオクサが言う。

「長寿の竜の記憶と肉体を触媒にする事で維持される、超長距離移動システム、ドラゴンロード。僕達は、竜の尊い献身の上に生きているのですね」

 ミリが頷いた後、一冊の資料をオクサに差し出す。

「これが最後の資料。複製もとっていない」

 オクサは、それを軽く見てから、懐から書類処分に使う、安全焼却装置を取り出し、使用した。

 その様子を観察していたミリが鋭い目で言う。

「やはり、異界の技術ですね?」

 オクサの頬を一滴の汗が流れる。

「うちの技術者では、解読すら出来なかった資料を一瞥しただけで、処分した。詰り貴方には、それが読めたって事。技術の専門知識が無い貴方が読める事が、通常の技術で無い事を明確にしてるわ」

 ミリの言葉に、オクサは、深呼吸をしてから答える。

「余計な詮索は、しない方が良いと思いませんか?」

 ミリは、鋭い視線を向けたまま問い返す。

「例えば、その技術の識別にマンカ様が、来た理由とかですか?」

 オクサが無言になり、その目から温和な光が消えて、周囲に殺気が満ちる。

 しかし、ミリは、あっさり立つ。

「そうね、陛下に、迷惑掛かる事は、したくないから、今回の事は、忘れるわ」

 少し驚いた顔をするオクサを残して、ミリは、喫茶店を出て行った。

 暫くしてから、直ぐ傍でコーヒーを啜っていたテンダがオクサの前に座る。

「殺し合いする可能性あるんだったら、もう少し人を連れてこさせてくれ。流石に俺だけじゃ、巳の暗殺部隊を相手出来ないんだからな」

 オクサが珍しく本当に助かった顔をして言う。

「あの噂は、本当なのかもしれませんね?」

 テンダが首を傾げる。

「あの噂って何だよ?」

 オクサが苦笑する。

「アルテ騎士団長殿は、陛下の夜伽をしていて、本気で陛下の事を愛しているって話です」

 意外そうな顔をするテンダ。

「冗談だろう?」

 オクサも複雑な顔をして言う。

「僕もさっきまでは、そう思っていました。しかし、あの盲目なまでの態度と、巳の相談役の言葉から考えると本当の可能性もあります」

 テンダが、眉を顰めて言う。

「愛するゆえの妄信かよ、ある意味、崇拝に近く、暴走しやすい危険な感情だぞ?」

 オクサが頷く。

「そうですね、心に留めておく必要があるかもしれませんね」

 テンダが大きく溜息を吐く。

「こうして、俺達の仕事がまた一つ増えるって訳だ。問題は、山積だな」

 オクサが笑顔で言う。

「頼りにしています」

 不貞腐れた顔で、コーヒーを啜るテンダであった。

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