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6話 ティラミス氷漬け

とある休日の山本家。

今日は執事がヤバい物を開発したようです。

覗いてみましょう。


「執事!何作ってるの〜?」


「こちらは、打つとなんでも氷漬けになる機械でございます。」


「ちょっと、執事!なんてもの作ってるのよ!」


「ティラミス様が暑いとおっしゃっていましたので…」


「扇風機でいいんじゃない?」


「恐竜なのでそんなのでは冷えません。」


「それはそうね。」


「ガォォォォォォー」 「(暑い!!冷やして!!!!!)」


「かしこまりました、では!」


「執事!ではじゃないわよ!」


ウィィィィィンーーー

バンッーー

「執事!!ティラミスちゃん氷漬けになったじゃない。」


「お嬢様、申し訳ありません、出力が氷河期モードになっていたみたいです。」


「は、氷河期モード!!ティラミスちゃん氷河期に戻ったじゃない、早く解凍しなさい、執事!!!!!」


「申し訳ございません、お嬢様、しかしまだ装置が出来ておりません。」


「執事!!!なんで作ってないのよ!!」


「それは、また明日作ろうと思っておりまして…」


「執事!!!!今すぐ作りなさい!!!!!!!」


「お嬢様、材料が足りませんので…」


「ちょっと!!!!!!!!」


「申し訳ございません。」


「どうするのよ!!!」


「電子レンジで溶かすのはいかがですか?」


「そんなので解けるの?」


「はい、このスーパー電子レンジを使えば溶けると思います。」


「結構普通な名前ね…」


「では、1000Wを10分に設定いたしまして…」


「ちょっと、執事!!1000Wって!」


「大丈夫でございます、お嬢様。」


「本当に大丈夫なのよね!!!」


「大丈夫でございます」

「では、早速。」


「ティラミスちゃん、頑張って!!!」


「ガォ」  「(寒い)」


ウィィィィィーンッ


ゴーーーーー


チン


「執事!!ティラミスちゃん復活したわ!!」


「それはよかったです。」


「し、執事!!!」


「なんでしょうか?」


「ティラミスちゃんから、湯気が出てるわ!!!!!」


「ガォー」 「(気持ちいいー!)」


「お嬢様、ティラミス様は気持ちいいとおっしゃっております。」


「ティラミスちゃん!!!大丈夫???!!!」


「ガォーーー」 「(大丈夫!!)」


「よかったーーーー心配したのよ〜!!」


「お嬢様、良かったですね。」  


「元はといえば執事が撃ったんでしょ!」


「そうでございましたっけ?」


「そうよ!!」


「ガォーーーー」  「(暑い、もう1回氷漬けになる!!!)」


「ち、ちょっと、ティラミスちゃーん!!!」


カチコチ


「お嬢様、どういたしましょう。」


「もうそのままにしておきましょ。」


「そうでございますね。」


次回、お父様がミス?


お楽しみに!


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