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《とある霧深い森で》上
「君たちも迷子なのかい?」
とある霧深い森で彼とは出会った。
その日私たちは、薬草取りに森に入っていた。いつもより、霧深いことを安易に考えすぎていたために、迷子になってしまっていた。
「あなたも?」
急に現れた少年は、森に来るような服装ではなかった。近くの集落から謝って迷い込んだのだろうか?
「うぅん僕じゃないよ。妹がね。、、」
前髪が長い少年の顔は、見えずらくどんなはっきりと表情は見えないものの、その声色から落ち込んでいることはわかった。だから、、、
「私も一緒に探そう。」
そう私は口にしてしまった。
この作品はポケコロ内にて2023/10に掲載されたものです




