黒く深淵の果て 向こうみずな冒険者がたどり着いた望郷の追憶 終わりのない旅路に思えた冒険はどこまでも続く黒いうねりの前にこれまでのことを思い描く
赤く煌めく一等星 秘する慟哭の体現者 どこまでも続く悠久の光 始まりと終わり 繰り返す輪廻 黄昏より暗きもの 砕けた赤銅の剣
混沌の覇者 尋常なるもの 灰色の世界 渦巻く毒の濃霧 幾たびの世界を超えた果て 新たなる生命と死が生まれる場所
深緑の平原 混沌の果て 重く潰えた万象の檻 光指し示す道の先 盤上の駒は漆黒に塗りつぶされた 滅私の雷はことごとくを滅ぼした
流水の如く紡がれた刃 覇王の一雫 揺らぐ根源 明細を欠く万物の頂 始まりであり終わり 来たる背にそなう棺
残光の黄緑 不敗の深奥 いくたびの勝利は無限の傷跡から生まれる 世界樹は枯れ果て 常の闇が始まる
悠久の記憶 万里の天峰 己が真理を知れ 万物の流転に合わせ 宗教の根源は無なり 思想と欲望渦巻く波乱の時代