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第30話 配信をしたい!

逃げる…では無く!


素手で行く。


昔より小さくなった可憐な指を丸め、格闘家っぽい姿勢を取る。


大地を勢いよく、蹴り上げ高くジャンプする。


ゴブリンの時に学んだ方法だ。


それを狼モドキにも応用してみたが…。


ゴブリンよりも身長が無い、狼モドキには高く飛びすぎたみたいで派手に空振る。


「まだまだぁ!」


姿勢を作り直し、高さを調節しもう一度拳を当てる。


おりゃぁ!!!


調整のかいあって、攻撃は当たった。


だが、叫びも虚しく、当たった拳はドンッなどと音を立てなかった。


つまり、ダメージが全く入っていなかったのだ。


これ、デジャブ何だけど…。


「っ!」


しかし、前回と違って相手は攻撃してくる。


幸いにも、狼モドキの刃は俺の皮膚では無く、服の一部をもぎ取っていた。


やっべぇ!危な…!


あと少しでも避けるのが遅かったら俺の腹の肉は無かっただろう。


それにしても、やけにポケットが重いな…。


避ける時、気が付いたポケットの重み。


急いで出してみると、それはスマホだった。


スマホは便利でも、戦闘中は使えないじゃん!


悪態を付く俺。しかし、大事な事を忘れている気がした。


スマホ…スマホ…。


そういえば、仙人から配信力強くなる力貰ったじゃん!


俺、運持ってるよ…。


時間が無い。早速、配信だ!


急いでスマホの電源を入れ、配信を始める。


充電も半分はあるみたいだ。


「はい、どーも!ヒカリンチャンネルです!

今日はー!

この狼モドキを戦っていきます!」


「そして、今日は自撮り棒や三脚を忘れたので…

スマホをポケットに入れて音声のみ、配信します!」


コメント欄を見る間もなく、スマホをポケットに入れ、狼モドキを睨む。


「皆見ててくれ!いや、聞いててくれ!

俺の頑張りを!」


そうだ…。音声だけの配信なんだ…。


カッコつけようとしたが、見事に失敗した。


先ずは…。武器探しだ。


さっきの出来事で痛感したが、素手では無理そうだ。


とは言っても…。


周りを見渡しても、草と木、木の枝ぐらいで良さそうな物は見つからない。


やはり、木の枝を目に刺すしか無いのか…。


でも、ダンジョンの狼は素早さに特化している。


当てるのは至難の業だろう。


ならば…。


逃げる…。


いや、男として、人として、この配信を見ている者達に誓った通り、戦わなければならない。


最終手段実行だ…!

ご覧頂きありがトマト!

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して下さった皆さん、ありがとうございマツタケ!

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