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第25話 ラフェルさんと一緒に寝たい!

「布団1枚…。」


布団が1枚しか無い…。


こラブコメだと同じ布団の中で一緒に寝るとか…!


そういう展開があるのでは無いか…?!


つい、不純な事を考えてしまう…。


「俺、床で寝るんで大丈夫ですよー!」


しかし、咄嗟にその言葉が出る。


俺と寝るだなんて、ラフェルさんがゆっくり寝れない。


ラフェルさん、ゴブリンに捕まったり、国から脱走したりと色々あったからな…。


是非、疲れを取って頂きたい。


「そんな!ヒカルさんが布団で寝て下さい!

助けて貰った恩もありますし、疲れを取って頂きたいです!」


ラフェルさんも似たような事を考えていてくれたのか…!


俺のために…!


優しさで胸がいっぱいになり、心が温まってくる。


俺布団いらないや…。もう、癒された。


「俺は癒されたんで、大丈夫!」


「癒されたって何で癒されたんですか?!」


色々、飛ばして発してしまった俺にツッコミを入れてくれる。


「もう、拉致があかないと思うんで…。

一緒に寝ませんか…?」


少し間があき、モジモジしながら提案してくれる。


「一緒に寝るって、同じ布団でって事ですか…?」


「は、はいっ…!そうですっ!」


赤面し、声を小さく絞るように話すラフェルさん。


まさか、!ラフェルさんから同じ布団で寝れるなんて…!


俺、今日死ぬのかな…。


「ラフェルさんが良ければ…。」


「じゃあ、一緒に寝ましょうか…。」


互いに顔が赤くなりながらも、2人で布団をひく。


「ラフェルさん、そこの角を持って欲しいです…!」


「こうですか…?」


少し気まずい…。


意識してしまって、敬語になる。


人と一緒の布団で寝る事なんて、赤ん坊以来だ。


緊張する。


「出来ましたね…。」


ニコッと微笑み合う。


この天使と寝るのか…。


バグバグと心が高ぶっていく。


「ラフェルさんから、どうぞ…。」


布団を指差し、彼女を先に布団に入れる。


寝る位置だけでもラフェルさんに決めて頂きたい。


「はい…。」


布団にモゾモゾと入っていき、両手で布団を掴んでいる。


「ヒカルさんもどうぞ…。」


「失礼します…!」


俺も続くように布団に入る。


布団ってどうやって入るんだっけ?!


緊張し過ぎて、記憶が飛ぶ。


ゆっくりとしゃがみ、片足ずつ布団に入る。


ラフェルさんになるべく触れないように…。


無事、布団に入り終わったが…。


「あの…!私、息臭いかもなので外側向いてますね…!」


そう言い、ゾッゾッと音を鳴らし体と向きを正面から横へと変える。


「それは、俺もなんで…。」


彼女に合わせるように横を向く。


しばらくの沈黙が続く。


「あのっ!今日は1日ありがとうございました!

ヒカルさんのおかげで私はここに居ます…!」


「全然大丈夫…です…。

俺だって、ラフェルさんと出会えて今幸せですし…。」


「そう言って貰えて、私も幸せです。」


いつもよりも落ち着いている声。


顔は見えなくても、天使のような笑顔が脳内で再生される。


「よし、そろそろ寝ましょう!明日は学校ですし…!

おやすみなさい。」


「はい…!おやすみなさい!」


照れを隠すために、おやすみと口走ってしまった。


ラフェルさんに変と思われて無いといいんだけど…。


ラフェルさんの事、仙人の事、ロディとローイの事。


そういえば、ネーちゃんは元気かな…。


瞼にゆっくりと光が差し込む。


どうやら、考え事をしていた内に眠ってしまったようだ。


もう、朝か…。


案外、あっさりと寝れた。


ラフェルさんは…。


そう思う前に、肌のような感触がムニっとする。


まさか…。ラフェルさんの胸…?

お読み頂きありがとうございます!

いいねや評価、ブックマークありがとうございますm(*_ _)m

感謝してもしきれないです!

今日も暑いですが、良い1日をー!

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