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第17話 タメ口で呼びたい!

ダンジョン生活する事になった俺たち。


とりあえず、拠点となる所を探す。


食料や衣服も重要だが、拠点となる場所があった方が物資を探して来た時の2人の目印ともなる。


それに、少し程度ならラフェルさんが持っている。


「ラフェルさん!先ずは、生活場を決めましょう!」


「良い案です!けど...お買い物行きませんか?」


申し訳なさそうにモジモジしながら伝える彼女。


この状況でお買い物?!


ラフェルさんの気持ちは嬉しすぎるが……。


ここで何の対策もしないまま出かけてしまったら、ラフェルさんは捕まってしまう。


捕まったら、二度と心優しい彼女と会えなくなってしまう。


という事でその旨を伝える。


「ラフェルさん。お買い物に行くのは変装してからにしましょう!」


「そうですね!ダンジョン内生活に慣れてからしましょう!

あと……!話す時、敬語では無くタメ口でお話しませんか?

私が言うのもなんですが!」


さっきと同じ様に荒ぶりながら、話してくれる。


「ありがとうございます!勿論です!」


つい、敬語で言ってしまった俺の言葉にツッコミを入れる彼女。


「タメ口になってませんよー!」


そう言う彼女も敬語であり、ダンジョン内に笑い声が溢れる。


ラフェルさんの笑い声は上品に溢れ、お淑やかだった。


「本題に戻り…るが、拠点となる場所を…探そう。」


ラフェルさん相手だとタメ口慣れないな…。カタコトになってしまう。


だが、俺は話を続ける。


「1層から5層が一番安全エリアが多い。

敵が現れたとしても、レベルが低いため対処しやすい。

けど、ここら辺は狩場にしてる人が多く、すれ違う人の数も増えてくるだろう。

そこで……良ければ何だが提案がある。」


俺の言葉に合わせゴクリと、ラフェルさんが息を飲む。


「俺にはダンジョンに住む、お爺さんの様な人に心当たりがある……。

部屋は汚いかもしれないが、そのお爺さんは優しい!

相談の為に行ってみても大丈夫か?」


俺を女にし、能力をくれた仙人の事だ。


ラフェルさんの逃亡の件も受け入れ、手助けしてくれるだろう。


あわよくば、衣食住を提供__。


なんて、汚い事を考えているとラフェルさんが返事をくれる。

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