第16話 逃げ切りたい!
「それで!私の身体を調査したいし、利用したい的な事で捕まりました!」
苦笑いしながら、ラフェルさんは明るい声のトーンで話をする。
この国って可憐な女性を監禁するのか?!
都市伝説で国が子供を誘拐してるとかは聞いた事あったけど..…
そういえば、ラフェルさんがダンジョンに居た理由を聞いた答えが脱走したからって事は..........。
これ、最近の出来事?
驚いた衝撃なのか、いつの間にか、前の出来事だと思ってたけど........。
「もしかして、最近までは捕まってたんですか?」
「はい!そうです!」
「って事は、今も国の人に追われてるって事ですよね?」
「はい!!!そうです!!!」
何故かさっきよりも元気に、頷き答える彼女。
「今現在も追われてますし...。何なら、指名手配されてます...。」
えっ、指名手配?
「ちょっと待ってて下さいね...。アイチューブにも私の捜索を呼びかける動画が...。」
そう言い、真っ白なスマホの画面に映されるラフェルさんの顔。
(見つけた人には懸賞金1000万円___)
1000万円って!どんだけラフェルさんを捕まえたいんだ..!
そんだけ、国にとって重要で重宝されてたって事なのか?
「とりあえず、ラフェルさんは隠れないといけないって事ですよね...?」
「そういう事ですね!」
追われている状況なのにニコッと、俺にはにかむ彼女。
ラフェルさんはどんだけ心が強いんだ...。
「失礼ですけど、見つかったらどうなると思いますか...?」
「そうですね...。何重にもドアが閉められ、結界が張られ、手足も拘束されると思います!
前に脱走して捕まった人がそうでしたから!」
国、やる事怖いって…。拘束とかさ!
なら、より一層見つかってはいけないよな…。
ていうか、ダンジョンから出た方が危険じゃないか…?
ダンジョンは階層自体も多い上に1つのフロアがとても広い。
1つの階層だけでも迷子になるレベルだ。
そのため、出入口以外で他の冒険者に会うことが少ない。
「ラフェルさん!一緒にダンジョンに引きこもりましょう!」
「ダンジョンにですか…?!モンスターが多いですけど、長時間、生活出来ますかね…。」
「大丈夫です!ダンジョンって言っても、モンスターが出現しないエリアが結構あるんですよ!」
「なら、大丈夫そうですね!」
こうして、俺とラフェルさんのダンジョン生活が開始されるのであった。
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今日の朝ごはんはトーストでした!
良い一日をー!




