表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

15/33

ロディの焦り2

「えっ、えっーとぉ!奥まで薬草を取りに行ってくると言ってたよぉー!」


「そうなんだー!教えてくれてありがと♪ロディ。じゃあ、あと少しで帰ってるかな...!ヒカルが戻ってくるまで、気長に待つぞ〜!」


少々早口気味だったが、なんとか誤魔化す事が出来たようだ。


妙な時に勘が鋭いネイネだが、運良く今回は気づかなかった。


(とりあえず何とか、なったわ...。)


ほっと胸を撫で下ろす。


安堵したのもつかの間、次の問題に直面するロディ。


(ねーちゃんは気長に待つと言っているけど、閉じ込めたヒカルが戻ってくるはずがない...。

どう誤魔化そうか...。)


もし、ヒカルが戻って来てもロディ達の悪事が暴露され、人生が終わってしまう。


だがヒカルが来なければ、仲間思いのネイネはずっと待ってしまう。


どちらに転んでも、良いとは言えない。


けれど、ヒカルが来ない方がロディに取ってはずっと良い結果だ。


ヒカルにした所業をバラされたら、ロディの性格の悪さが露呈してしまう。


それに、インターネットが普及した現在ではこの事もすぐ広まってしまうだろう。


(この可愛い可愛いロディちゃんが、積み上げて来た信頼が...!)


(たまたま見つけた牢獄だったけど、窓も無いし逃げ場は無い...。

なら、今はねーちゃんをどう帰らせるか...。)


ヒカルが帰ってきた時の心配も必要だが、帰って来ない確率の方が圧倒的に高いだろう。


(ねーちゃんにまで、迷惑をかけたくない...!)


ロディにとってネイネは、本当のお姉ちゃんのような存在だった。


ローイは悪友のような、親友のようなバカをやる友達のような関係。


しかし、ヒカルには嫉妬心を抱いていた。


(いつもいつも、ねーちゃんばっか頼って。ねーちゃんに迷惑かけんな無能が。)


そう、ロディにとってネイネは本当のお姉ちゃんの様な存在だった。


幼少期からネイネに可愛がられ、誰よりも大事にされてきた。


その結果、いつしかロディはネイネに対し、歪んだ愛情を持っていた。


ロディだけのねーちゃんでいて欲しい。


ねーちゃんの瞳に映るのはロディだけ。可愛くて綺麗なロディだけ。


ねーちゃんに迷惑をかけたくない。


ねーちゃんを危険な目に晒したくない。


ねーちゃんを監禁して、ずっーとずっーとロディだけを見つめていて欲しい。


ねーちゃんはロディが養ってあげるんだ。


ねーちゃんにはロディが居なくちゃなんだ。


このようになってしまったのは、ロディの生い立ち、ネイネがロディに依存してしまっていた事から始まる。


ご覧頂きありがとうございます!

第12話 バズり?!に挿絵を追加しました!

ラフな感じですけど、イメージとして見て頂ければ幸いです!

ブックマークや評価、感想、いいね頂けると嬉しいです!

辛い月曜日ですが、共に乗り越えましょう...!

良い一日を!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ