第13話 バズった理由を知りたい!
慌てて、録画の配信内容を確認する。
そこに映っていたのは、ゴブリンとの戦闘だった。
が、ただのありふれた戦闘シーンでは無い。
ローアングルからの戦闘シーンだった。
待てよ待てよ、おいおいおい。
俺、今ノーパン。ズボンも何も履いていない。
これ、配信ウツッテル?
顔が真っ赤に染っていく。
恥ずかしさから、頭をダンジョンの壁に何度も打ち付ける。
馬鹿馬鹿馬鹿!俺の馬鹿!何で仙人の部屋で気づかなかったんだ!
気づく機会なんて、いくらでもあっただろ!
いくら頭を壁に打ち付けても、恥ずかしさは消えない...。
「えっと、大丈夫ですか...?そんなに頭を...。
血が沢山出てますけど...」
急に暴れ始めた俺に恐る恐る聞く、ラフェルさん。
「あっ、大丈夫だと思います...!」
心は全然大丈夫では無いが...!
待て、待てよ...!まだ、俺の大事な部分が映ったとは限らない...!
少し冷静になり、録画を見返す。
心臓の音がバクバクと鳴り止まない。
鳴り止むどころか、更に心臓が加速していく。
録画を再生し、映っていたモノは____
むっちりしたThe太ももと言うような太ももが、これでもかと言うぐらい揺れている。
そして、ジャンプした時にワンピースのように長いTシャツがヒラリと靡く。
しかし、見せないよーと茶化すように太もも部分しか見えない。
そんな映像が暫く続いた。
幸いにも俺の大事な部分は映らず、太もも部分だけだった。
これならバズるのも納得だろう。
昔の俺の姿だったら、見てても拷問以上の苦行だろう。
だが、今は違う。
可愛い可愛い美少女の姿だ。無料で見れるなら、俺は見てしまう。
ふと、目に映った再生回数はなんと、170万回再生だ。
また、登録者数は5万人。1回しか配信していないのに、5万人も登録してくれるなんて。
初配信でこんなにバズるなんて...!
恥ずかしさと嬉しさが頭の中で交差している。
有名配信者よりもいったのでは、ないだろうか?
何よりも幸先が良い...!
これなら、直ぐにロディとローイを見返せる...!
バズり方があれだったが...。俺のチャンネルへの認知度は凄く上がった。
仙人ありがとう。
「あのっ!ヒカルさん、一緒にお買い物行きませんかっ!」
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