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黒猫は眠らない  作者: 鳩胸 ぽっぽ
試される大地ホッカイドウ
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大雪山に眠る財宝

 サイオンジ家の屋敷は洋館風の作りだった。

 白を基調とした壁に、玄関ホールにはシャンデリアが。和洋折衷なのかもしれないと考えていたが、和の要素はない。

 サイオンジって和ってイメージ強いだろ……。


「この度は私の荷物を奪い返してくれてありがとう。たまにあるの。街に出かけたらやっかみで荷物を取られること」

「そうなんすね」


 出された紅茶を飲む。

 

「それで……。あなた、戦えるのよね?」

「まァそれなりには」

「ならこんな話、興味はない?」


 サイオンジ家のお嬢様が足を組む。


「私たちが住んでいるホッカイドウにはある伝説があるの」

「伝説?」

「そ。この広大な大地のホッカイドウのどこかに……なんでも昔の大貴族が隠した莫大な財宝があると」

「莫大な財宝……?」

「その貴族が残した文献には私たち魔法世界のものではない何かもあったそうよ」

「へぇ……」


 ホッカイドウに隠された莫大な財宝。


「あり方とかはすでにわかってるのか?」

「おおかた突き止めているわ。ここよ」


 と、地図を取り出し指差した場所。

 それは大雪山。ホッカイドウでも有数の山で、標高もものすごく高い。

 年がら年中雪が降っており、隠し場所にはもってこいの場所だそうだ。


「大雪山にあることはわかった。けれど捜索が難航しているの。見つけたら分け前をあげるわ。どう? 大雪山に眠るお宝を見つけないかしら」

「やります」

「ふふ、その言葉待ってたわ。大雪山までは送迎してあげる。山を登るのは人の足でないと無理だから頑張ってね」


 と、オレは大雪山に向かうことになったのだった。

 ホッカイドウの莫大な財宝。流石に心惹かれないわけがない。

 お金というのは生きる上で大事なものだからな……。もちろん、ゲームでもとても大事だ。


 オレは用意された馬車に乗り込み、大雪山に向かう。

 大雪山はこっから少し南 南東に下った先にある。大雪山の麓に着くと馬車を下された。

 大雪山は本当にでかい。富士山のような感じだ。が、元々の富士山よりだいぶありそうだ。


 オレはとりあえず大雪山の中に入って行くことにした。


 大雪山を登っていく。雪が足に積もっていて、少し歩きづらい。

 この大雪山のどこかに財宝が眠ってる、か。

 これマジで受けたこと後悔するな……。なんかもう序盤でめんどくさくなってきた。


「この馬鹿でかい大雪山のどこかにあるって言われても探せねェな……。舐めてたわ」


 人海戦術で探すならともかく、1人でこの大雪山のどこかにある財宝を探すなんて無茶だ。









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