43話 公園づくり、人間の言葉を覚え始める
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「ふむ、公園とな?」
「そうやな。学校の近くにあればええやろ。子供には何かある方が勉強も捗るやろ」
イザベルからこんな話を貰った。公園か。確かにのんびりとしたり、遊んだりする場所は必要かもしれんな。住宅づくりもひと段落したし、そっちに取り掛かるのも良いだろう。
今で、650世帯が住めるようになっている。それでもまだまだ場所は余っているからな。住宅も作らねばならんな。だが、公園か。何を作ればよいのか解らぬところだな。
ともかく場所は学校の裏で問題あるまい。住宅とは反対側だな。住宅は密集地帯になってしまっている。仕方あるまいよ。固まっている方が何かと便利であろう。
半分以上は空いているがな。そのうち増えるのだ。クレールもまだ吸収する村を探しているようだしな。そう都合よくは見つからんそうだ。気長にやればよかろうなのだ。
さて、公園だったな。とりあえず敷地は確定させねばな。広さは……こんなもんでよかろう。あまり広すぎても駄目だろうからな。程々にしておこう。人で一杯になれば、他に作れば良いのだから問題ない。土地はまだまだ余っているのだ。
さて、問題は公園に何が必要かだな。私は解らぬ。前世の私に頼る他ない。……遊具を設置するのか。後は椅子や東屋、水場にトイレも必要なのか。思ったよりも何かと要るのだな。まあいい。一つ一つ作って行こうではないか。
悪魔の意見は参考にならんだろうから、前世の私に頼ることにする。悪魔は飛べるからな。遊具もそれ用に作られているだろう。人間仕様では無いはずだ。全て石造りで問題ないか。
大きなものは止めておくか。怪我をされても困るからな。主に医者がだが。親も困るだろうが、医者が忙しくなるだろう。それは余りよろしくない。医者が流行るのは良くないのだ。暇な方がいい。
さて、作っていくか。まずは公園の柵からだな。公園の敷地を確定させねばならん。後で役所に届け出るのだから範囲が解りやすい方が良いだろう。
最近は人の言葉も勉強中である。何か作るたびに役所に行かなければならぬようになってしまったからな。流石に不便だ。なので覚えるようにした。これでも少しだが、話している内容は解るようにはなってきた。話す分には問題あるまい。念話があるのだから。聞く方だけで良い。
問題は単語だな。単語さえどうにかなれば後は簡単である。人間の言葉もそれ程難しくは無かった。念話を覚えるのと同じくらいの習熟難度だろう。人間には念話は使えないようだからな。
一応、学校で暇なときに教えてみたらしいが、出来なかったらしい。よく解らんが、続けてみれば効果があるかもしれんので続けさせるが、期待はしていない。別にどちらでも良いのだが。
念話がある方が便利だからな。伝えたいことを滞りなく伝えてくれるのが念話だからな。言葉にし難いものでもなんとなくで通じるのだからな。便利以外の他なし。
悪魔と人間で何が違うのだろうな? ダークエルフなぞ肌の色以外は殆ど人間だぞ? そんな事を言うと怒られるが、殆ど同じに見えるのだがな。何が違うのであろうな。
公園づくりは着々と進んでいく。滑り台にジャングルジム、雲梯に肋木、登り棒などなど色々と作っていく。……サッカーゴールなんかは作らんぞ。まだスポーツを持ち込むには早すぎる。人口が増えてからだな。そのうち余力のある奴がスポーツで体を動かせるようになればいいとは思うがな。
まあボールを作らねばならぬからな。流石に土でボールは作れぬ。始めは布玉から始まるのであろうな。サッカーくらいは教えても良いとは思う。裁縫技術が追いついてきてからだな。
まあ簡単なものだからな。10日もあれば完成した。水場だけは無理だったがな。あれは地下からの配管を弄らねばならぬから難しいのだ。時間があれば作ることにしよう。
「公園ですか。良いものを作りましたね」
「うむ、クレールは公園では遊ばなかったのか?」
「遊びましたよ。天の輪潜りとかがお気に入りでしたね。人間には無理でしょうけど」
「飛べぬからな。まあここは人間用だ。これで問題あるまい」
「そうですね。それにしても公園なんてよく知っていましたね」
「イザベルからだな。子供のやる気が出るだろうとの事だった」
「成る程、確かに遊びに行くために勉強を頑張るかもしれませんね」
「うむ、何事も経験である。危ないことも覚えるだろうが、楽しみはあった方がいい」
「そうですね。その方が良いでしょう」
「そう言えば魔蜂と蜜鳥の生育はどうなのだ? 人間にやらせているのであろう?」
「はい、上手く行ってますね。専門家を雇って教えさせてますが、問題無く出来ています。生産体制が整ったら人間相手に商売も出来るかと思います」
「した方が良いのか?」
「しなくても良いでしょうけど、した方が人間の作ったものを調べられるので。いけなかったですか?」
「別に構わん。その辺は任せる」
「ありがとうございます」
「うむ、通貨も足りているのか? 今は問題無かったと記憶しているが、これからも足りるのか?」
「当分は問題ありませんね。飛竜も狩ってもらいましたし。また足りなくなってきたら狩ってもらいますけど」
「うむ、そのくらいは構わぬ。他に不足はないか?」
「現状は特には。輸出も黒字ですし、まあ魔道具を輸入する分は除いてますけど。それを入れると大赤字なので。まあ上手いこと回ってはいますよ」
「それならば問題は無いな。またしばらくは住宅を作ることとする」
「そうしてもらえれば。近々また村の吸収に行ってもらいますので」
「見つかったのか?」
「まだ一つだけですけど。あと4つ程は欲しいんですけどね」
「焦る必要はない。ゆっくりと探せばよい」
「はい」
そうか。吸収できる村が見つかったか。……そう言えば、吸収した後の村はどうなっているのであろうな? 新たに村人を住まわせるのだろうか。それか野盗が利用するのか。まあ関係ない話だがな。
地下の城下もドンドンと賑やかになっていくな。大きくなることは良いことだ。狭くなれば広げれば良いのだし、問題は特に無いな。
さて、住宅の建設をするか。公園の作成はいい暇つぶしになった。子供らも楽しく遊ぶが良いぞ。大人もゆっくりと休めばよい。偶には息抜きをせねばな。働いてばかりだと疲れるであろうからな。適度に休むのだぞ?




